◯◯町地車会社なんて、どうでしょう?

どうすればいいのでしょうか?想像を膨らませているだけで、地車の運営側の苦労は思う以上に大変だと思います。
そんな事ぐらい考えたわ!と、怒られるかも知れませんが僕も考えてみました。
重労働の年番は順繰りにするとしても、実行委員会を会社にして、収益事業としてやってはいかがでしょう。つまり、グッズ販売やオリジナル法被を各店舗が行うのでなく、地車会社の独占販売にするとか。御守りやおみくじのような物も作れそう。グッズの仕入れ先を今の販売店舗にすれば両得とならないでしょうか?
千社札なんかを寄付の御礼に配るとか、学生が小さなシールのお札をカバンに貼るとか。ウチのお札には、観音様の加護があるぞとか、ネットで話題になればしめたものです。実行法人で収益が上がれば、頭を悩ます寄付金集めが少しは楽になるかもと思いました。
祭礼の目的が五穀豊穣を祝う神事だとしても、地車という方法で神様にご覧頂くのなら、賑やかしに地車グッズで盛り上げるのも目的を外れてないでしょう。
が、いざ実行するとなると、
誰がするとか、
他の仕事の片手間にできないとか、
長老たちが黙ってないぞとか、
問題は山積ですけど、昔住んでいた町で、予算がなくて花火が中止になったとき、僕も子供も寂しかったんですよね。

介護付老人ホームに決めました。

マンションに住んだことのなかったのが幸いして5階建ての介護付老人ホームに両親の入所が決まった。グループホームや住宅型も考えていたが、義父の認知の進み具合や両親の要介護の程度が下がる事がないのを思うと、多少費用が嵩んでも定額費用の方が予算が立てやすかった。考えていた費用より少し高くなるとは言え、妻の負担が減れば、また働けるかも知れないし、成るようになると思うわけだ。

冷静に考えて、両親に施設の入所を自分たちで考えてもらえるギリギリの機会だった。妻の献身が伝わるうちに、よく了承してくれたものだ。要介護が2と3の老夫婦だけで生活するのは危うすぎる。
でも、2人が施設に移る前に、家を綺麗にしてあげよう。少し遠出をして美味しいものでも食べよう。二人に喜んでもらえるように。もちろん、施設に入ってもらっても病院通いや愚痴。介護が終わらないのは、知っているけど、妻にも両親にも、今より負担が楽になって、楽しく毎日を送って欲しい。

最後のボウリング大会が中止になった

毎年、12月になると社内のボウリング大会が開催される。ボウリングが大好きで得意な僕にとってはエエカッコのできる貴重な機会だったのに、今年はコロナの影響で中止になった。もちろん、マイボールもマイシューズも持っていけないけど、スペアをミスらなければ、ソコソコ良いところまでいけるから、上手いと褒められる事はあっても恥をかく事はなかった。
コロナ禍の拡がりが終わりを見せない中にあって、自ら感染する確率を上げるようなマネはできないけれど、定年を間近にしているだけに、最後のええカッコの機会を逸するのは残念だ。
間の悪い卒業時期になるけれど、40年の締めくくりを惜しむよりも命を惜しむべきなのは当然分かっている。自分だけでなく大切な家族や友人、惜しむ命がひとつやふたつじゃない事も分かっている。
分かっているけれど、残念だなぁ〜
来年のボウリング大会のために再雇用を申し出てみようかな?

だんじりをヒクためにオスもの。

禅問答のようなタイトルですが、曳こうと思えば、色んな書類にハンコを押したり、人集めに若者の背中を押したり、若者の台頭に腰の引けるベテランの背中を押したりするんでしょうね。

そうか!これだけのイベントだもの毎年必要になる資金も相当なものでしょ。
よく知りませんが、地域の会費なんかがあるんでしょうか?でも、多くの祭りがそうであるように寄付に頼っている部分が大きいのではと思います。アゲアゲ時代なら、景気づけや!持っていけーってなもんでしょうが、長く続く景気の低迷に加えて今年はコロナ禍で気前のいい企業も少ないとなると運営側にもたらされる資金は激減では。
今年は祭り自体が縮小された事もあって資金不足が表面化しなくとも、厳しい状況には、変わりはないのではと思います。
大きなお世話かも知れませんが、何か考えてみます。

すべてを絶景が勝る勝連城

真田幸村、勝海舟、平清盛、竹中半兵衛、田中角栄などなど。彼らは英雄か、それとも奸雄か?ところ変われば正義も変わり、伝えられる歴史は勝者の正義ですよね。

沖縄の勝連城にも悲劇の英雄で伝わる阿麻和利もそんな一人でしょうか。知恵に長け百姓でありながら悪政を敷いていた前城主を討ち新たな勝連城主になったと伝わります。長けた知恵で貿易にも通じ勢力を伸ばすと、時の琉球王府は絶世の美女と評判の娘を嫁がせたとか。しかし、強すぎる野心は最後には身を滅ぼす事に。

中城の護佐丸抜きで語れる話ではないのですが、先ずは歴史を知るよりも勝連城から海を見てほしいと思います。

下から見上げても、少し小高い丘の上に建つお城と言ったイメージかも知れません。城郭を登る階段は確かに急ではありますが、それでも建造物内を上るに過ぎません。過ぎないのに、登り切った後に目にする眺望は世界を手にした気になる達成感をもたらせます。三方を囲む海を見下ろす我が眼は、僅かを登った以上に世界を見下ろしますから、自分を過大に評価してしまいそうです。

 

詳しくは知らないので、迂闊な推測は失礼かも知れませんが、絶世の美女を傍にあの景色を見れば何でも叶うような気になるのも仕方のないことかも。乱を起こしたのは阿麻和利ですが、起こさせたのは勝連城でしょうか?

北新地の地下で見つけたもの

北新地という駅がある。改札を出て右手に行くと第3ビルに至るスペースが広がる。何故だか長机がいくつも並んでいるのだが、どうやら各県毎にPRパンフや小冊子が所狭しと並べてあるようだ。そう気づくと、時間の余裕もないくせに、つい沖縄県のブースだけは見てしまうわけだが、

驚いた。
今帰仁城、首里城公園、コザ、沖縄市に名護市、国頭郡、宮古、石垣、古宇利島に金武まである。泡盛の紹介かと思えば島酒ツアーって何。企業誘致に移住だと。ベクトルの向きもてーげーに置かれたパンフを、忙しいのに手に取る。じっくり見ては居られないから、とりあえず手に取る。
今帰仁城、首里城公園、コザ、沖縄市に名護市、国頭郡、古宇利島、金武、泡盛各種。離島と企業誘致、移住以外は全部カバンに入れた。パンフは重い。
行く行かないはわからない。
見る見ないで言ったら、たぶん見る。
要るか要らないかは論外。
沖縄好きだから、重くなったカバンを軽やかに抱え改札にダッシュした。
本当に忙しいんだって。