距離感

同僚が奥さんに続いて陽性判定が出たらしい。が、発症時期、検査時期から見て、21日まで同じフロアに居たからと言って濃厚接触者にはならないらしい。普段から席を並べ話をしながら仕事をする関係ではなかったので、深刻になる不安では無い。

保健所とも相談して、月曜日はフロア全員が通常出勤を許可されたけど、席を並べて話しながら仕事をしていた同僚は、ココロを痛めているのかも知れない。

互いの距離感が難しい。

 

閉店

国際通りで40店舗、平和通りでも16店舗が閉店との記事を見た。沖縄の元気がなくなるのは何だかツラい。

昨日、同僚の奥さんがコロナの検査を受けると連絡が回った。同僚は濃厚接触者として自宅待機だ。すると、彼の普段の様子も相まって色々と批判的な話が飛び交う。マスクの常着、小声の会話、2m、おざなりになりかけていたかも知れない。

彼は犯人じゃない、バイ菌でもない、まして陽性と判断された訳でもない。

途端に吹く逆風に驚いた。沖縄に追い風が吹くまで頑張ろう。

棚からイニエスタ

イニエスタを見に行こうとチケット予約に進んだら座席が無い。こんな時期だからガラガラとセレッソサポーターの友人に聞いていたのに満席を示すバツ印。縁が無かったと諦めていた夜半に彼からのメール。

僕の代わりに応援に行ってくれませんか?

話を聞くと、会社の同僚の子供さんがコロナ検査を受けに行くらしいからと。まだ、陽性となった訳でも、同僚が罹患した訳でもないのに自主自粛。

万が一にも、セレッソサポーターから陽性を出すわけには行かないから。

彼の深いセレッソ愛に感謝しつつ、今夜の飲み会の予定を気にしつつ代行応援を受諾した。彼からの追伸

イニエスタを見ても、応援はセレッソですよ。って。

わかってるって、サクラのマフラー巻いてイニエスタを見るから。

うっかり

駐輪場から改札へ向かうあたりで、時刻を確認するのが癖だけど、このところ、そこで腕時計を忘れた事に気付くルーティンになっている。

また、やってしまった。

さほど大きくない後悔のまま電車に乗り込む。プレイリスト「朝から沖縄」をかけてブログを考え始める。地下鉄の窓も開けられている最近だ、あ!

マスクをしていない。

時計どころでない動揺、革靴でなかった事に気付いた時のような慌て方。予備があった筈だと、見た目は落ち着いてカバンをまさぐると、あった。

ふと音に気づくとミチシルベまで進んでいた。

ドライブ

兄が入院し、老親の母が退屈するのを気に掛けている。それぐらいと思うような気懸りだけど、代わって母をドライブに誘う。

昼前に行くよって伝えたのに、一緒に行く妹に聞くと、ずいぶん早くから用意を済ませていたらしい。しかも、89歳が着ていく服を並べて悩む姿は可愛らしかったって。僕らの車が着く前に、母にとってはドライブの時間が始まっているようだ。

楽しみなギフトを待つ今の僕なら、母の気持ちがよく分かる。

ありがとう

僕は知っている。

相手を想うと手間の嵩が高くなる。世話を焼いたり介護にしても。ましてや、贈り物だとなおさら。

至らぬ僕のために大切な2人の友人が還暦祝いをくれた。アイデアと手間暇の詰まった贈り物。加えて今回は高額。恐縮して遠慮する僕に、

「シバキますよ」にこやかに言う。

長さだけでない付き合いの深さ、彼女らから伝わる感謝と、彼女らへの感謝、そしてこの感激。

僕は知っている。手間とお金と気持ちが嵩高く積まれている。

戸惑いからか、じわーーーーーっと滲むような嬉しさ。一晩を経てニヤけてしまう。

のを、彼女らは知っている。