首里という政府

与那国島の元議員さんの話。担税力にかかわらず、頭数に応じて課税する人頭税なる悪税が世界的に廃止されていく中、沖縄では1900年代初頭まで続いていたと言います。首里という中央政府から課される重税、米や粟に代えて女性には布地で納税を課した事もあったとか。琉球処分で沖縄の自由を奪われたという話はよく耳にしていましたが、それによって自由を得た離島の人々に思いを馳せた事はありませんでした。

政府と沖縄県の関係、薩摩藩と琉球王国の関係、首里王朝と離島の関係。誰が悪いという話ではありませんが、那覇の道路のように変わる道標を思いました。

大きな世界でも小さな世界でも。

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