以前、今帰仁城を訪ねた時に「このあたりは、昔、王朝に苦しめられたのよ」なんて、話を耳にした。首里ゆかりの拝所を足蹴にする様をみて、数百年の怨恨を感じたものだけれど、その首里王府も薩摩に呑み込まれた。飲み込んだ薩摩が明治政府に姿を変えると琉球王国がヤマトに呑み込まれた。そして、日本は唯一の被爆国となりアメリカに支配された。
けれど、鈍感なのか懐が大きいのか?アメリカに占領されながら技術を取り入れ平和を望み強兵無くして富国を作り上げましたよね。
恨みが人を強くするのか赦しが国を豊かにしたのか。答え合わせができません。