1度目の目覚ましは起きるために鳴る。
2度目の目覚ましは出発するために鳴る。
今朝は2度目の目覚ましで起きた。
そうすると、朝ごはんは食べられない。
新聞を読む事もできなくて、トイレにすら行けなかった。つまり車内で便意と戦っている。
後悔する気持ちは責任転嫁を起こしやすい。
早く寝たのにテレビの音で夜中に目が覚めたとか、咳き込んで眠れなくなったのはクーラーのせいだとか。
気持ちを落ち着けて、駅まで疾走する。
ホームで時計を見ると、いつもの電車より2本遅いだけだ。
布団で飛び起きてから20分しか経っていない。
達成した気分は自分の成果だと思う。
引越してから初めての寝坊で、まだ勝手が分からず、何かと焦ってしまうけれど、電車に乗って検索して始業に間に合うとわかって安心した。
余り、正確に勝手が分かるとダメな余裕ができてしまうのだけれど、今朝は焦った。