有名な店の名がいくつも出る沖縄そばですが、僕の中の一番は名護の片田舎にある我部祖河食堂です。初めて行ったのは名護の土木事務所人に連れられてでしたが、中国系のお店?なんて、思いました。我部祖河って、単なる地名なんですね。
もともと、売れ残りの肉の活用に始めたというソーキそばが今では沖縄そばの代表格に。
92歳のご主人と94歳の奥様。
「苦楽を共にしたこの人が、子供より誰よりも一番好き」
て、言い切る二人の現役の作るそばは、出汁に入れた愛情が隠れていません。
「いつまで作り続けますか?」
インタビュアーの聞く声に、被せ気味に
「120歳」
恐れ入りました、お二人が90代のうちに食べに行きます。