この所、大阪でも地震が多くて怖い。ドンとくる揺れは直下型の阪神を思い出させる。
怖いのに、備えていない。
越してきた家の家具には、つっかえ棒をしていない。非常袋はどこだっけ?中の食糧の期限は大丈夫?怖くて不安なのに真剣味がない。
ロシアの外相が核戦争を否定していない。北は殴り合いの世界に活路を見出しているようだ。ツネオは口喧嘩しかできないのに、僕は怖がることしかしていない。
背中が痛い。腎嚢の中にある2センチの石が動いているのか、鈍痛が起こる。右腎はもうないので、手術をすると腎機能はどうなるのか不安だ。
なのに、暴飲暴食の日を続けている。
城崎温泉は豪華料理でおひつを空にした。
出石では胃を蕎麦で埋め尽くした。
昨日は息子や孫にせがまれて、焼肉の食べ放題に後悔した。
胃も肝臓も腎臓もフル回転している。
ああ、仕事も順調と言えず不安なのに、休みの間は完全に忘れていた程度の不安なのか。
これほど油断して、なお不安だから、始末が悪い。この不安はいざという時に、この油断を後悔させると知っているのに、僕の不安は刹那的だ。