障子の貼り替え途中で雨戸を閉めていた事。
週末が忙しかった事。
6時のアラームをすぐに止めてしまった事。
二度寝した事に気づき時計を見ると56と並ぶ数字、瞬時に理解できた状況に布団に立ち上がった時に見た表示は
6：57
跳ね起きた気配で目覚めた妻は、雨戸を閉めていた事をしきりに詫びるけど、そんな余裕はない。
7：05
髪を整え終わる、昨晩のうちに髭剃りを済ませたのが奏功した。
シャツを着ながら階下に降りると、驚く事に弁当とお茶が置いてある。日の丸弁当でない事は経験上知っている。何故これが10分足らずで？と言うクオリティな仕上がりになっている筈だ。
彼女もまた、瀬戸際の魔術師だ。
7：09
玄関に立ち、車の鍵を持ってくる妻を待つ。
自転車でも間に合う事は言わない。
かくして、いつもの車内でブログを書いている。