USターコースが懐かしい

沖縄タコスの話をすると、ついチャーリーやキンタコって知ったかぶりをしてしまう僕らですが、思い出に残っているタコスのNo.1は石川市にあった「USターコース」です。ネットで見ると「USレストラン」が正解のようですが、僕の記憶の中では「ターコース」の名前で記憶されています。

レトロな店内は、夜中でもある”ランチ”を食べているお客さんが多かったのですが、僕らの目当てはタコス。てっきり型で作ってると思っていたのに、お箸で器用にU型に成形するおばちゃんの手際の凄いこと!妻が、大阪でも作りたいけど、とうもろこしのトルティーヤが手に入らないなんて、ぼやくと「ジミーズに売ってるから買って帰りなさい」なんて教えてくれた優しいおばちゃん。妻は結構作り方を教わっていたっけ。店名通りのアメリカンタイプのタコスはパリパリのサクサクでオキナワ最強タコスの一翼を担っている。

なのに

石川市もうるま市になり、昨年、久しぶりにタコスとステーキサンド食べに寄ってみたら、影も形も無くなっていた。コロナが原因なのか、おばちゃんに寄る年並みのせいか、早く海中道路に行かないといけないのに、飲屋街を車でなん度も往復し、店の場所を確認した。

無くなっていた。

心に決めた。とりあえず、この後、タコスを食べよう。チャーリーでもメキシコでもキンタコでも構わない。無性にタコスが食べたかった。

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