忠孝蔵に行ってきた

サーバー閉鎖の間に沖縄に行っていた時の話

那覇の「忠孝蔵」に行ってきた。実は、念願の蔵で三度目の正直となる今回、兄や妹と共にようやく辿り着いたのだ。
行程は、泡盛の歴史に始まり、忠孝酒造独自の琉球甕を含む工場見学。そして、忠孝商品の試飲の数々。
面白くて、楽しかった。

透き通る音色の南蛮甕で寝かされた泡盛は芳醇な香りと豊潤な味わいをもち、商品ごとに異なる味は、古酒のブレンド割合でも変わると知らされる。新製品から5年を超える高級泡盛まで試飲をさせてくれる忠孝酒造の肝の太さに感服し、1時間に渡り兄貴と飲み歩いた。
四十三度もありながら、舌をアルコールが刺すこともなく、鼻腔をくすぐる香りはまろやかな味に甘味を加えるかの様。忠孝好きを公言してしたけれど、ほんの一部の銘柄しか飲んでいなかった事が、悔しいよりも嬉しい。

スタッフの案内も絶妙で、高級と言われる部類の泡盛を紙でない猪口で味合わせてくれる。
兄の絶品は、日本酒用の米で作る独自の風合いを持った「CKR1」
化学記号のような銘柄だけれど、希少なお酒で泡盛では香ったことのない香りと味をしていた。熟成泡盛の持つ甘みではなく、日本酒の辛口の様な後口のキレが素晴らしい。
黒麹の化学式?と聞いた僕らにスタッフの説明は
C:忠
K:孝
R:令和
1:元年
と聞いた時には、ワロた( ^∀^)

ただ、たっぷりな試飲に気が大きくなり、二人で数万円分のお土産になってしまった。

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