知らんって事に悔しくて期待もする

何度も行った事のある場所がテレビで紹介されてたりすると、知っているくせに番組を見てしまう。
「ああ、この店のしょうゆ味が美味いよな」
「あ、ここ曲がったのたこ焼き屋行ったな」
「この店でかまぼこ買ったな」

魚の棚のロケとか、鶴橋のロケとか、東向商店街とかだと、叫んでしまう。
「こんな店できてる、また、行かなあかんな」とか笑ってる。

ところが、沖縄だとちょっと違う感じになった。
「どこや?浜比嘉島」
「ええ!懐かしい。あのモズクのおばちゃん、映るかな」
「なんや、万能ソースって。クリーミーマヨって何?浜比嘉島なん」
去年も一昨年も行ったのに、知らなかった。
なんか、悔しい。
「焼きそばはともかく、カニもずく天ぷらって何?美味そうなんですけど」
「廃校で沖縄そば食べれんの?」
キンタコの移転や青い陶器も知ってんのに、浜比嘉島なんてアマミキヨ界隈で終わった気になっていた。ロケ地を全く知らなかったことに悔しくて、行きたくて。

何?恩納村の海ぶどう丼も変わったの?
え?名護にこんな店あんの?
あれ桜坂の劇場か?

沖縄のロケ地は気になってしようがない。
知ってるところを知っていたいのに、知らない店に悔しい期待感も抱いてしまう。

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