玉城の境界の門

たまたま立ち寄ったせいで、痛恨の思いに駆られたのが玉城城跡

木製の階段が通行止めになっており、本来の石積みの階段を登る

階段を新設するだけあって、雨の日には登れないような石段を足元に

注意しながら上がっていく

琉球石灰岩をくり抜いた城門が見える

石段から見上げると城門の向こうには青い空が広がる

手すりも何もない石段を

なぜだか怖さも感じずに登っている

城門という境界をくぐると、そこには祈りの場

城内は思いの外狭くて、小さな拝所以外には目立った史跡もない

僕には、霊能力の類はないから神様の姿は見えないけど

ここを訪れて良かったのは、わかった

斎場御嶽のように多くの観光客が踏み荒らす訳ではないから

ひっそりと残る気配に頭を垂れた

痛恨の理由は、後で琉球開闢七御嶽の一つだと分かったから

あの拝所は御嶽のそれだったのか

キチンと礼を尽くせなかったことが残念

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