沖縄旅行を妄想したら終わらない。

沖縄旅行の計画を立ててみた。

メンバーは4人。僕ら夫婦と友人2名、息子もいるし友人には家庭もあるから、現実的ではないけれど、妄想遊びだ。

まず、季節は暑くなり始める少し前の4月が良いかな。仕事と最大折り合いをつけて3泊4日で水曜日に発ち、日曜日は休養に充てる、もしくは日曜日に発ち、木曜、金曜と残り2日を気合いで乗り切る。次にホテルのチョイスだけれど、生活苦のウチに合わせてもらって安くあげたいところだけれど、そこはリゾート感は残したい。と、なると、かりゆしリゾートや残波ロイヤルクラスで選ぶ事になる。夜の国際通りを楽しむために最終夜は那覇市内に泊まるのも楽しいだろう。

出発便は昼には沖縄に着くよう割増料金を払う、旅立ちの朝の陸海空が良く見えるように座席は右側窓際を前後に2席ずつ。

朝ごはんは機内に似つかわしくない弁当の持ち込み。もちろん、ただの弁当じゃない、旅行の忙しい朝の暗い内から自宅を出る前に作った「ポークタマゴにぎらーず」だ!お昼ご飯を考えて1人一個。CAさんからスープをもらいながら、気恥ずかしさを笑いに変えて少しケチャップのかかったご飯を頬張る!

ヤバい!この妄想は楽しすぎて、沖縄に着くまでに会社に着いてしまう。

ひと月ぶりの外出は僕らがドキドキ

両親を認知症治療のために病院に連れて行った。父にすれば、施設に入所以来、実にひと月ぶりの外出だ。

このひと月の様子からすると、2人を連れて出る事を許されたのが、今後も同じ施設に居続けられるのか、試されているような気さえした。

帰宅願望の繰り返しから大声で夫婦喧嘩を繰り返したり、夜中に廊下をウロついたりしているようで、時刻を気にせずに大きな声を発しているようだ。
ケア日誌を見せてもらうと施設の対処もよくわかる。
そんな父を外へ連れ出して、自宅の側を通って病院に行けるだろうか?病院から素直に施設に戻ってくれるだろうか?
朝から緊張を感じつつも、両親には、そんな素振りを感じさせないよう気をつけて、病院に到着。事情を説明しておいた医師からアドバイスをもらいながら、診察終了。普段の行程の3倍ほどの距離を走らせて、自宅周辺を大きく迂回して、無事、施設に送ることができた。

 

結果的には、父母から帰宅願望のセリフもなく、妻と入念に繰り返した対策も徒労に終わったけれど、安堵のため息とハイタッチが1日の疲れを表していた。

記憶を定着させる目的と手段

記憶を定着させるには睡眠が必要だと聞いた事がある。寝ている間に覚える睡眠学習と言う意味ではない。覚えたい事を勉強して、脳に記憶を定着させるのに睡眠が有効な手段であると言う話。

訓練すれば延びるらしいけれど、人が集中できるのも40分だが45分が限度らしい。勉強したばかりの記憶を長期間に渡り脳に留めるには、勉強の合間に睡眠を挟むのが効果的らしいけど、寝過ぎるのが怖いし、寝たら忘れてしまうような気がして受験勉強で活用するには勇気がいると思った。
優里の「ドライフラワー」を覚えたくて、YouTubeで何度も聞くけど、難しい。そこで眠る直前に聞いたり、ドライフラワーを1時間くらい流すチャンネルを見たりした。ここまですれば1日か2日で覚えられると思っていたのに、カラオケで歌える程には覚えられていない。
最近の歌は難しいなぁ
なんて、昭和の時代を懐かしむけれど、最近の歌は昭和の匂いがするようで、案外気に入った歌が多い。カラオケに行きにくい時勢だけれど、来る日のために色々と覚えて、「ええ!こんな歌、歌えるんですか」の驚きで、みんなの記憶に定着させてやろうと企んでいる。

マブヤーを語らずしてヒーロー語れず

沖縄では知らない人のいない(たぶん)琉神マブヤー。内地では知る人ぞ知る琉神マブヤー。

ウートートーやエイサーなど沖縄の魂がこもった九つのマブイストーンを悪の魔物が集め封印しようとする、沖縄の人々は神や先祖から受け継いだ大切な心を忘れてしまうのか。その時、ニライカナイから使わされた魂の戦士マブヤーが、悪の魔物からマブイストーンを守るのだ。

たしかシーズン4まで制作されたと思うけど、驚いたのが、人気を爆発させた初代マブヤー役をシーズン2でチェンジした事。しかも、同じ俳優がハルサーエイカーのカマーだったかヘラだったかをやっていたから更に驚いた。

本編も秀逸で、物語の肝と言えるマブイストーンが普通に道端に落ちていたり、貴重なはずなのに手荒に扱われたり、命懸けで守ったマブイストーンを出入り自由な工房の地べたに置かれた甕に入れていたせいで簡単に盗み出されたり、そもそも、悪のマジムンが変身前のヒーローの家に簡単に忍び込むって、浜辺に突然現れた怪人に驚くにしても、浜だから見通し良いよねなんて、もう突っ込み所に事欠かない番組で、関西人的には余りにもボケが多いから、簡単にトリコになってしまった。

マイV、マイV、マブイって、アチコーコーのハートって。さすが公文書にアワティハーティと記載される沖縄ヒーローの主題歌だ。カラオケに入ってるのに気づいた時には思わず歌ったけれど、見事に誰も知らなかったなぁ。

ハルサーって農家だったのか

沖縄のヒーローの中ではマブヤーと共に老舗の部類に入るハルサーエイカー。知らなかったのですが直訳すると「農家の一族」となるらしいです。道理で!と、うなづく部分が多々ある物語でした。
昔の暮らしには食品ゴミなど無かった。現代の飽食時代に溢れる食品ゴミに怒る精霊に大地と共に暮らす農家の一族が黄金の野菜を集めて敵を鎮めるって話だった?「クガニヤサイ」ってのを探していたような気がします。敵となる精霊は使い魔としてゴミから「チリー」や「ドブー」と言う魔物を作り出し現代人を懲らしめますが、赦しと共存を求めるハルサーは農具から生まれたヘラーとカマーと共に闘います〜みたいな話だったと思います。ネット情報も僕の記憶も断片的で、ところどころ、あやふやですが概ね正解という事で。
闘牛ワイドーもマブヤーも便利さにかまけて、土地を汚し、食べ物を粗末にし、祖先のお祀りも疎かにしていないか!と言う、警鐘を鳴らしているのを根底に感じます。
ヒーローを使って、子供世代に施す教育的指導だと思いますが、意外にキッチリと制作されていて、大人が見ても楽しいのが特徴的ですね。

企業戦士もヒーローになってる

闘牛戦士ワイドーに驚いていたら、さらにスポンサー企業を堂々と冠にするヒーローを発見しました。その名も「安全第一大知マン」ダイチマン!

土地には色々なものが棲む。神や魔物が棲むこともあれば、人や動物の地縛霊が棲んでいるかも。地鎮祭を行い無事に家屋の建築ができれば良いのだが、棲みついたモノが人に取り憑き悪さを始めてしまう。そこで住宅建設会社の広報担当者が大地を鎮める為に、密かに開発されたパワースーツを着て除霊を行うのだ。しかし、ヒーローといえども会社員だから、普段は住宅展示会に出たり、残業代を気にしたりと、ヒロアカやタイバニのテイストを併せ持つ。敵を倒すのではなく除霊というところに新型ヒーローの香りが漂っている。

と、言うのだが、じゃあ[大地マン]じゃないの?と思いよく見たら、やはり「大知マン」これは、みんな間違うねって思っていたら、提供が「大知建設」で、CMの最後に「ダイチのチは知るという字だよ」って、流れる。社名の認知を高める狙いが露骨すぎて好感が持てる。

パナソニックの前身、ナショナルも「ナショナルキッド」ってヒーローを制作し世界企業になった。
思いの外、完成した作りで見やすいのも良い。名前も正確に言うと、「安全」と「第一」の間に緑色の「+」が入ってる、そう工事現場でよく見るアレだ。