沖縄の闘牛にヒーローがいた!

ヒーローがいた!誰だ?と、なりそうだけれども、いわゆるご当地ヒーローだ。

その名も「闘牛戦士ワイドー」

3年ほど前に放映されたのが好評だったのか、翌年には「闘牛戦士ワイドー2」まで制作されていた。
闘牛士を夢見る青年が不思議な光を浴びた時、牛の力を発揮するワイドーに変身する能力を得た。その頃、どこぞの悪の結社では人を牛に変えて、世界の支配を目論んでいる。牛に変えられた人の記憶は不思議な力を得た主人公以外の人の記憶から消えてしまう。ワイドーは敵を倒し牛に変えられた人々とうるま市辺りの世界を救う事ができるのか!
ご都合主義の設定が心を惹きます。変えられた牛が本物の闘牛を使っていますから、アフレコで女の子や老人の声が入っても違和感バリバリ。「うるま市を知らしめる」狙いも伝わる爽快感です。
マブヤー、ハルサーエーカー、沖縄のご当地ヒーローのご当地感の強さが好きだから、心惹かれるのは仕方ない。

何となく不思議の沖縄闘牛

沖縄好きの僕でも、何故だか選択肢の外にあったような闘牛。昔、宇和島に仕事で行った時に闘牛のポスターを見た時の違和感を覚えている。闘牛にスペインのイメージがあり、赤い布地に突進する猛牛に剣を突き立てる様を思い描いてしまう。
日本の闘牛がそうでない事は、テレビで何度も見て知っている。ツノを突き合い、先に戦闘意欲を失くした方が負けになるんだっけか?

スペインの闘牛が命懸けの技であるなら、日本の闘牛は大相撲のような力と力のぶつかり合いに思えるけれど、どちらの闘牛もテレビでしか見た事がない。

意外にも、そんな闘牛が沖縄で盛んだと言う。全天候対応型のドーム闘牛場まであるとか。
しかしなんでだろう?
好奇心から入場料を調べてみたら、3000円だった、男性は。女性は2000円。
いや、大人と子供料金と言うならわかるけど、なんで男と女で値段が変わるんだ?気になって他の地域を見てみた、奥の知れない闘牛の世界か!と思ったけど、宇和島や新潟は大人料金だけで中学生以下は無料だった。
一言で言えば、謎。
謎を推理してみた。
もともと神事だから、神に近しい女性を優遇した説。
男性の観客ばかりだったので、女性客の増加を当て込んで安くした説。
女性客を興奮させたい邪な男の陰謀説。
想像や妄想の域を出ません。
なんでかね?

日曜出勤にメリットも感じられるって

うちは、週休2日制で土日が休みだけれど、時折、日曜日にも出勤する事がある。今朝がそうなのだけれど、車内は、がら空きで乗客はソーシャルディスタンスを保ちながら座っている。平日の満員電車にコロナ感染を意識しながら乗るのとでは大違いだ。

朝の早い時刻の車内は、やはりスーツ姿が多くて、業種によって休日の曜日が変わる当たり前の事を認識してしまう。火曜日に天皇誕生日があるから6連勤にはならないし、木曜日のようなもんだ。

よしよし、何となく日曜出勤の面倒臭さが薄れてきたような気がする。

なんだか嬉しいケンミンショー

疲れすぎて早くから潜り込んだ布団の中から見たケンミンショーで、ゴリとりゅうちぇるの沖縄口講座で眠気が飛んでしまった。

番組を楽しむよりも、勉強のつもりで真剣に見てしまったけれど、所詮、僕は沖縄好きの大阪人だと思い知らされる。2人の会話がわからない、ゴリが大袈裟に方言を話してるのかと思ったらりゅうちぇるが笑ってるから、一般会話だとわかる。

慌てる風の方言「アワティハーティー」が公用文に記載されている事に沖縄県独立の野望と可能性を感じてしまった。ヌーはあなた?ヤーもあなたって言ってなかったか?ワーはわたし?なに?男性と女性で言い方が変わるって?真似をするにも例文が思いつかなくて使えない。

沖縄生まれの両親を持っていても方言の半分もわからない。方言使いに軽い憧れすら抱くから、使えない自分に落ち込んでしまう。いや、大阪で使う機会もないのだから落ち込む必要はないと思うのだけれど、定期的にゴリとりゅうちぇるの沖縄口講座があってもいいと思う。

立ちっぱなしの仕事は数あるけれど

昼休み以外は一日中立ちっぱなし、なんて仕事は意外に多いような気もするけれど、普段はデスクワークが中心の還暦の身にはいささかこたえる。

混雑する会場の案内役と言えば、立て看板の代わり程度の認識もあったが、とんでもない楽観的な見通しだった。
人の流れが多くなると、ちょっと尋ねる来場者が現れる。一言で終わるような会話も案内人が20秒話すと後ろに人だかりを生んでしまう。
コロナ禍で抑えるはずの声を張り上げて誘導する、こんな事も起ころうかとマスクにフェイスシールドを兼用しているが、枯れるような体力を息苦しさが奪っていく。
それでも時間と共に呼吸は慣れてくるけれど、動き回り疲れは増すばかりだ。
なんやそのくらい。
妻がかつてアルバイトした、パン工場の製造ラインでは年配の女性がテキパキと立ち仕事を一日中こなしていたと言う。
でも、しんどいもんはシンドイねんと、叫びながら、今日も会場案内に向かう。

かりゆしビーチリゾートの今むかし

初めてかりゆしビーチリゾートに泊まったのは20年くらいまえだったか?併設の「エグザス」はもちろん無くて、正面玄関の隣に大きなテントが建ててあった。夜の8時頃にウエルカムイベントがあって「かりゆしの意味は?」なんて毎晩同じクイズがあるものだから、子供たちが大はしゃぎして答えを叫んだ。カチャーシーで締め括る沖縄の夜はファミリー向けの観光ホテルとして創意工夫にあふれていたな。今でも沖縄には珍しい大浴場があって、子供たちと入る大きな浴槽は楽しい。売店の試飲で顔を赤らめたりもした。初めてのかりゆしは安いツアーを選んだものだから駐車場を見下ろす低層階だったけど、ベランダで家族や友人とした酒盛りは楽しかった。海なんて見えなかったけどね。

後に建てられたエグザスは高級感あふれるホテルで一度だけ利用したけど、毎晩、本館の方へ遊びに行っあな。本館で行われる子供向けのイベントがあったし、大浴場は本館にしかないから。

子供が大きくなり、孫を授かり、彼らと初めて行く沖縄旅行も、価格と大浴場とイベントに惹かれて利用を決めたけど、狙いは当たり大浴場もプールもイベントで作ったシーサーもグラスも楽しい思い出に華を添える。孫たちの喜ぶ顔が見たくて部屋から海も見える高層階だ。

もちろん、楽しい思い出の華が枯れないように、DVDにして何度も見せているけどね〜
「爺ちゃんと行った沖縄は楽しかったなぁ」の”爺ちゃん“が、やや強めの仕上がりになっています。