怖がる勇気

昨晩、緊急事態宣言が一部解除された。大阪モデルも7日間達成し休業要請も徐徐に解除されていくようだ。

カラオケ、パチンコ、ボウリング、1番したいのはまだだけれど体がウズウズする。ちょい呑みくらいは大丈夫かな。

でも、怖いのは怖さを忘れることだ。発症からひと月も経たずに命を連れ去る病気の恐ろしさを軽視してしまうことだ。飛沫感染、接触感染、感染経路を考えて出かけたい。既往症のある自分の身を守るためでなく、老親や孫にウツしたくない。臆病になる努力をして家を出よう。

ちゃんと怖がる勇気を持とうと思う。

薬用植物と民間療法

実家で親父が買った古い本が見つかった。皇漢医方研究会とあり、ハードカバーも物々しい写真入りの薬草に関する本だ。レシートが挟まっていた。「近鉄 83/12/29 4500円」え、この50ページほどの薄い本の値段なのか。とんでもなく高い専門書の価格に驚愕していた僕に家内が言う。

「親子やねえ」

振り返ると妻が指を指す先に分厚い本「門中大辞典」が。恐る恐る定価を見ると15,000円なり。

休暇

今日は休暇を取った。テレワーク中に保育園に行けずにストレスを溜める孫の襲来。勤務時間に縛られないように休暇を取っていたが、ストレス発散に僕の体力が尽きる前に高齢両親からSOSが来た。

どう言う訳か、たまに休暇を取ると待ち構えたように事件が起こる。

天の配剤か貧乏暇なしか。

沖縄民謡集

一昨日、実家の母が「古い本やレコードが出てきたけど、プレーヤーもないし捨てようと思ってる。」なんて言うから、親父の思い出と一緒にもらってきた。

そこにあったのが「沖縄民謡集」、定価の記載がなく値札が貼りついたままだから、古本なのかも知れない。25セントの値札だと90円くらいだろうか。円表示でないところから親父が沖縄で買ったことがわかる。痒くなりそうなページをめくるとB5100ページの中に130曲の歌詞が書かれてあるけど、聞いたことのあるタイトルは2曲のみ。元の歌を知らないのだから楽しみようもないけれど、親父が半世紀以上も前に見ていたのかと思えることが、楽しい。

ふと思えば、ボクも平凡とか明星に付いていた歌の本を古本屋で買っていたなぁ。

正直モン

よくは知らないが中毒って聞くと、最初は禁断症状に苦しむものの、一定期間が過ぎると耐性ができるようなイメージがある。

休業要請にすぐに応じなかった店が先駆けて営業を再開したらしい。1週間のガマンで禁断症状が出た客が列をなしたらしい。

僕の行きつけは休業継続中だ。正直モンが馬鹿を見ないように、再開の際には朝から並ぼうか。怖いのは耐性のできた客の店離れかもしれない。これを機に、とは、あえて考えない。

インドア

もともと、週末は何かしら用を作って出て行く。神社だったり寺だったり、BBQだったり花見だったり。パチンコだったり競馬だったり。両親だったり両孫だったり。ボウリングだったりカラオケだったり。

だから、とても耐えられないと思っていたスティホームだけど、ゲームだったり映画だったり、ビデオだったりひかりTVだったり。パソコンだったり漫画だったり、三線だったり料理だったり。

単に、遊ぶことが好きなんだ。家族も同じで良かった。