昭和な人

ようやく金曜日だ。明日は休みだ金曜日。この歳になっても、サラリーマンは金曜日が嬉しいものだと思う。今夜は飲みに行こう。旬の牡蠣でも食べようか。岩国で食べた蒸し牡蠣を酢味噌で和えた料理が忘れられない。焼き牡蠣も美味しいけど、職人の腕の差が味に反映し過ぎる。頃合いの焼き加減で出された牡蠣は、プリプリと熱々のせめぎ合いが楽しい。衣を多めにした天ぷらも季節ならではだ。ああ、牡蠣が食べたくなってきた金曜日。

あ、僕は昭和な人だから、今夜はカキフライでないと。金曜はフライデー

この、くだりが昭和な人ですか。

カンパ

年末に沖縄に行ったのを思い出すのにカレンダーやビデオが必要になるほど、もう沖縄に行きたい。帰路の機内でもう行きたくなっていたっけ。さすがに短期間過ぎて、いくら多忙さに疲れていても先立つ時間が不足してしまう。

情報によると、こんな事すらネット上でカンパを募るといくらかの資金が集まるらしい。不思議な世の中だと思うけど、カンパが来るなら慣れないネットにも惹かれる。

今、僕に来るカンパなんて寒波くらいだ。

あ、やはり寒い。。。。

丼からはみ出るほどの鰻が艶やかなタレをまとって湯気をたてている。最近、疲れ気味の僕と長男の為に妻が特大うなぎを丸ごと一匹使ったうな丼を作ってくれた。大奮発だ。妻は鼻息も荒くドヤ顔だ。

臭みもなく旨い。素材自身が旨い。長男も美味しいを連発して妻の満足度は満たされていく。

丼を片付ける妻を見ながら長男が言う。

旨いけど、ちょっと重たいな。

特大うなぎ一匹やからね。

それもあるけど。

9時回ってるからね。

美味しい以上を言わなかった息子に成長を感じた贅沢な晩ご飯。

多忙

最近は、何と忙しい。トラブルが多い職場にいる不安、認知の進む親の介護。週末も休んだ気になれない忙しさ。でも、知っている。こんな、忙しさは長くは続かない。一ヶ月か、半年か?一年か二年か。必ず有限だから、しばらくは勉強のつもりで我慢しよう。

長くは続かない。

筈。

最高気温

先週末から今週にかけて、猛烈に寒かったので、下着やらベストで防寒対策を施していた。

なのに、今朝の暖かさはどうだ。最高気温もずっと二桁じゃないか。嬉しいのだけれど、マフラーに手袋してマスクをして早足で歩いて車内に立つと、汗ばんでくるぞ。

まるで沖縄の冬だ。

と、イメージを膨らませて、今日の仕事を頑張ろう!

網棚

考え事をしていて、地下鉄の網棚にカバンを忘れた。すぐに引き返したが、カバンを載せた電車は既にない。改札を出て、駅長室に駆け込んでからが長かった。いや、対応は早かったんだけど、ドア番号と先頭からの順番が違っていて、二つ過ぎた駅で見つからず、いささか心配になった頃に、終点で発見されたから取りに来いと。

勝手なもので、見つかった事に感謝していたはずなのに、5分後には正確に置き忘れた場所を伝えたのにとか、終着駅まで取りに行かせるのか、とか、文句がふつふつ湧いてくる。

まさに、自分の不注意まで棚に上げてしまってました。