不味いもので太りたくない

名言だと思う。
では、美味いものなら肥るのもやむを得ないのか?
答えはNOである。
例外はあるものの、美味いものは得てして高カロリーだと感じてしまう。

カリッとした衣を纏うトンカツの肉厚でありながら歯茎に負担をかけない柔らかさ。
食べた分だけ罪悪感の薄れるキャベツには、ヘルメスウスターソースにマヨネーズを和えると罪の意識はほぼ0にできる。
辛すぎず煮込まれたカレーはご飯にかける事によって糖と脂が打ち寄せる。
アルデンテに茹でられたスパゲティは蟹クリームと絡まって旨さが喉を滑り落ちる。
手羽元には、じっくり火を通し、BBQで有名になったほりにしで味付け。
溢れ出た肉汁で角切りにした山芋をソテー。
全部を食べた訳じゃない。

不味いもので太りたくない。
美味しいものを太るまで食べたくない。
食べたくないのに、今日も食べ過ぎる。

沖縄に行く友人がでーじなってる

妻の友人が週末に沖縄に発つ予定だ。
息子さんの挙式が恩納村のホテルで開かれるらしい。
神経質と言えるくらいにコロナ対策を施している友人は、人気の無くとも行くべき観光地を妻に相談している。

ところが、日毎広がる感染拡大に心無い雑音も耳をつく。
「こんな時に沖縄観光せんでもいいのに」
心痛むと言うSOSに憤慨する。
大阪も東京も危険さは変わりませんけど。
呑んで騒ぐ観光客が多いんですけど。
だからよ。
呑んで騒がない人は大丈夫。
大阪や東京では通勤電車なんて、避けられない密があるけれど、沖縄の密は避けられるから。
それでも、感染リスクは無くならないけど、キチンと沖縄を楽しんで欲しいな。
沖縄に行くのに罪悪感は必要ないね、通勤電車よりレンタカーの方が安全やと思うし。

沖縄に行ってきて思いました。
国際通りの呑み屋は賑やか。
名護のそば屋は美味かった。
ちゃんと、コロナ対策して、ちゃんと沖縄を楽しみましょうよ。
年末にも行きたいし!

病状は安定したと感じています

酸素飽和度は98-99で、安定しています。
発熱した翌日の陽性判明を受けた日が95%だったので、かなり安心する。反面、発熱してしんどかった日は、コロナと分からない状態で、もっと低かったんだと思うと怖い。

発熱した日に最も高い体温が38.4°だったけれど、簡易測定だと39°でた瞬間もあった。
片腎の怖さから、翌日、発熱外来を受検できるよう調べまくった。

昨日から、熱は36°台半ばをキープし、酸素飽和度も前述の通り。
まだ、軽く咳き込んだりするけれど、後は、感染力の強いウイルスが消滅するのを待つばかり。寝て食べて、体力と免疫力を回復させていく。

五日間、6畳一間の自宅療養。
基礎疾患のある高齢者でも、受診時に元気だと入院できない二類疾患。
もちろん、要望すれば、コロナ病棟を有する病院に入院できたかも知れないけれど、歩いて通院できた僕には思いつかなかった。

退職して、通勤がなくなって、安心した頃に罹患するとは、ありがちで残念。

二類や五類なんて考えた事無かった

陽性と診断されて「入院」って浮かんだ。
だけど発熱外来でみた景色は、淡々と判定を受け、薬を処方され、会計を行っていく。
健康保険の切り替え時だったために、実額13500円を支払った。
会計の前に、看護師さんから手渡されたのは「自宅待機SOS」パンフ。
ホテル療養の希望は聞いてくれるようだけれど、この病院にはコロナ病棟はないんだろう。
妻の運転する車の窓を全開にして家に帰る。
実は2日前から寝室も別にしているけれど、彼女も感染していないか心配だ。

コロナ関連のニュースが、これまでと違う鮮明さを持って響いてくる。
全国知事会の話を聞いた時だった。
「コロナは五類とすべきではないか」
現在の二類は結核などと同じカテゴリーで命の危険を伴う感染病。五類は季節性のインフルエンザと同じで、適正な薬を服用すれば、命の危険は無いレベル。

幾人かの知事が同旨の発言をしたせいで、他のニュースでも取り上げていた。

自宅の一室でテレビを見ている僕は、二類の新型コロナに感染している。
TV画面では入院と書いてある二類の病気だ。

腎臓が一つしか無い僕は、発熱が怖い。
肥満の身体のどこが襲われるのか怖い。
妻には、救急車を躊躇わないようお願いした。怖くても自宅で安静にしている。

発熱外来は緊迫していた

待合の椅子は全て外向き。
喉の赤みをチェックしたら、すぐに鼻の奥をグリグリ検査。これは抗原検査?PCR?
待合で再び待たされた後に、告げられたのは「ん〜む、これ++で陽性ですね」
耳を疑ったけど、理解できるまで数秒間。

妖精になった!なんて、ピーターパンみたいなネタを思いつくくらいには落ち着いていた。

入院?と、思っていたけど、「大阪府自宅待機SOS」って、パンフを渡された。
ホテルの療養を希望したり、パルスオキシメーターの配送なども頼めるらしい。
体調変化を感じた場合は病院に連絡するようだ。
テレビで得た知識が、現実の事として実践される。

重症化しないように祈ろっと。

病院の逼迫した状況を目の当たりにした

2ヶ月ほど前に自転車で行く僕に青いテントから声がかかる。
「抗原検査やPCRが無料で受けれますよ」
手持ち無沙汰のスタッフが呼び込みをしていたようだ、かなり興味はあったけれど、予定があった事と少し怖かった事でスルーした。

あんな状況だったのに。

一昨日から体調が悪い、昨日は喉の痛みに咳、鼻水が出る。まぁ、いつもの風邪と同じコースなんだけれど、8℃の発熱があったことから病院に電話した。

「発熱があるのですが。」
詳細を伝える前に、満員だからとコロナ相談センターの番号を教えられた。
けれど話し中ばかりでかからない。
当日予約のために朝9時に、電話を入れた、
妻と2人がかりで数回目に繋がった。

テレビで見る病院の逼迫した状況を目の当たりにすると、怖くなった。
もし、本当にコロナだったら。
一つしかない腎臓が壊されたら。
長引く喉の痛みが、気にかかる。
病院から電話が来た、なんとか14時に予約できたようだったけれど、緊張感が伝わる。
できれば陰性であって欲しい。
できれば腎臓に負担をかけないで欲しい。
できれば妻は陽性であって欲しい。