沈黙の現職が当選した名護市長選

5000票余の差をつけて現職が再選したとニュースが伝える。
基地建設の賛否を明言しない沈黙派を市民は選んだ事になる。
と、単純に考えられない。
明確に反対票を、投じたのが14000人余の人で、基地建設は嫌だけれど、どうせゴリ押しされるなら予算を勝ち取った方が賢いでしょと、考えたのが沈黙票に、少なからず居るのではないかと思います。現に現職市長は生活に直接必要な費用を無償化にしています。

何年か後に基地ができたとしたならば、せめて、名護市に潤沢な予算を恒久的に渡りますように。

名護市の市長選が告示された

大阪に住む僕にとって、親父の故郷でもある名護は遠くて近い町だ。
その名護市で任期切れに伴う市長選が始まる、現職と新人の一騎打ち。最大の争点は辺野古基地問題だろう。
未来か現在か。
今、住んでいない誰もが部外者だ。
基地建設は進んでほしくないけど、毎年少なくない米軍再編交付金で成り立つ暮らしもなかろうか?
遠くで行方を見ていきたい。

名護市のジレンマ

新聞で名護市長選挙の実施にまつわる記事を見た。亡き父の生まれ故郷でもあり訪沖すれば必ず寄る街だ。
ひんぷんガジュマル、オリオンビール、名護城趾、我部祖河食堂、名護ステーキ。
大好きな北部の街だけれど、内地では辺野古ばかりが有名だ。

当然、選挙では反対派と賛成派に分かれて熱い闘いが繰り広げられていると思いきや、現職市長は賛否を表明しない沈黙派だとか。

違和感がアリアリだけど、記事に納得してしまう。助成金や補助金名目の政府の露骨な飴は、コミュニティバスの運行など、生活に直結して使われている。突然の交付金の打切りは飴の甘さの分だけ痛い鞭となる。
生活の安全と豊かさを秤にかける、将来と現在を秤にかける。
内地から口など出しようがない。

決められないから沈黙するのかな?

落下物、交通違反、コロナの持ち込み。
せめて、選挙が終わるまでは大人しくしろよ!って、賛成派の文句が聞こえてきそうだ。

山口県と広島県そして沖縄

まんえん防止の重点措置が取られる見込みと、テレビニュースが流れた。横目で見た県は山口、広島、沖縄で、東京も大阪も入っていない。

嗚呼、岩国、呉、ハンセンですか?
と、納得と怒りが交差する。
一週間で30倍。
もちろん、怒りが優ってくる。

85.0 大石林山の歴史の中では10年なんて!だけど

2億5000万年を遡る巨石の数々。
でも、以前来た時は金剛立林?だったような気がして、案内のおじさんに聞いてみると。

そりゃ、随分昔だねー

え?少なくとも10年は軽く超えてるって。そういえば、ペンキのハゲてるバリアフリーコースを作っていた頃だったなぁっと。
何より驚きは、駐車場からのバス。僕ら家族の思い出は傾斜のキツイ未舗装のデコボコ道を路線ボスのお古の大きな車体のバスがアトラクションさながらに駆け登っていく姿。
それが、道路は舗装されて、バスはマイクロに、しゃべるな危険と言われていたのに、運転手さんのガイドもついてた。変化に驚いたけれど、2億5000万年前の巨石の前で何を言ってるんだか!て、こころもちでした。