柏餅やちまきは端午の節句に食べますが、実は、和菓子屋さんで年中買えます。沖縄の月桃に包んでいる餅にもそんな側面があるとは知りませんでした。勝手に見た目から月桃餅と呼んでましたが、正しくはムーチーと呼ぶらしいです。モチの方言である事は予想できますが、漢字で書くと「鬼餅」だとか。災厄を意味する鬼を祓うために、餅を魔除けの葉で包み、旧暦12月8日に食する習わしだとか。起源は琉球王朝に遡り、「球陽」という歴史書に記述があるようです。
このムーチーの日には、陳列の中央に月桃で包まれた鬼餅が積み上げられると言います。子供の初ムーチーには家族で作ることもあると言いますが、無病息災の思いのこもった味がするのでしょうね。
僕も食べたことのある餅ですが、謂れも何も知らずに食べると、慣れない月桃の香がキツかった記憶があります。ですが、ムーチーに込められる想いの感じて次のムーチーの日には食べてみたいと思いますね。
ん?今年は、、、1月20日でしたか!では、美味しく頂くのは来年と言うことで。てへ。