崖の上の波上宮

那覇空港から北東にある波の上海岸の崖の上に海を見据えるように建つ波上宮。隣にある護国寺の鎮守の宮なのか、寺社仏閣好きにはお参りに値する壮麗さが漂う。

参道の坂道を登り階段を上る事でそびえる崖の上にある本殿が現れる。熊野権現を御祭神に持つ国産みの神社のひとつ。アマミキヨとシネリキヨが熊野の二柱に当たるのかはわかりませんが、ヒヌカンをカグツチの尊と感じる僕はイザナミの尊が琉球始祖の神様と思えてきます。

清めたまえ祓いたまえと、手を合わせます。

首里城で買ったもの

そんなに首里城に行ったわけじゃないけれど、首里城の姿は訪沖のたびに見ていた。沖縄の人の見えない正殿にやるせなさは、僕らの比ではない。お気に入りの品だと友人が見せてくれたものがある、首里藍染のコンパクトミラーだという。その良さは僕には伝わらないが、紅型財布と紅型マグカップを日々愛用する僕だから、彼女たちがお気に入りに登録するのは理解できる。

公園の売店やミュージアムの売店など、限られたところでしか購入できないらしい。

誰が見てもオキナワって、わかるものを大事に使っているのも、僕らのアルアル。

 

テンペスト再び

首里城火災から1年を経過する日にドラマ「テンペスト」の再放送が始まる。8年ぶりの放送になる。仲間由紀恵やGacktのハマった役だと思う。ここであらすじや感想を話し出すと紙面を取りすぎるので割愛するけど、琉球文化の教材としても最高だった。今でもエンディングやクライマックスが、思い出される。

亡き、平良とみ、八千草薫の名脇役、安室ちゃんの主題歌と同じキャストで作り得ない名作です。

これは、知人縁故関係にお知らせせねば。

恒例の年末詣り

沖縄に、数年続けて年末近くになると訪ねる神社がある。正しくは「続けて」は、数年だけど、隔年だと20年ほど続いている事になる宮詣りだ。

だけど、今年はコロナ禍のせいで医療従事者や介護関係の多い僕ら家族親戚は例年のごとく大人数で行く事は叶わない。2週間の非接触を考えると正月に子や孫らと会えないのは辛い。

行かねばならない宮詣り。老齢の母と兄は行くと決めていた。優先すべきを考えている間に、賽は投げられていたようだ。

悩める気持ちを綴っただけのブログになってしまいました。

 

首里城の大龍柱

一年前の火災で残った首里城の正殿前の龍の柱。正殿を見たであろう人は必ず目にしている龍の柱。燃え残った石柱の修復作業が始まったと言います。写真の大龍柱を見てフラッシュした映像があります。

龍の顔の後ろに燃え盛る正殿があり動かぬ石龍の口惜しさが伝わる画で、下から見上げているのです。僕が見た大龍柱は左右向き合っていましたので、そんな画を映すはずもないのですが、何故か正面向きの龍の後ろに燃え上がる焔が暴れているのです。

修復された龍柱が正殿を待ち侘びる姿に早く会いたいと思います。

なんで、あんな画が浮かんで来たんだろう。

イオングループから一億円

すごい記事を見た。イオングループのイオンワンパーセントから一億円の寄付が沖縄県にあったそうな。首里城再建に向けての支援で平和の象徴の復興に役立てて欲しいと。しかも、5年間続ける意向らしく総額五億円ですか。

日々の買い物を少し足を伸ばしてでもイオンで買うか、なんて会話をしている沖縄好きも多いだろうな。仮にそれが狙いだったとしても有難い支援です。

僕は、沖縄ではサンエー派ですが、内地ではイオンを応援します。と、妻に宣言してみよう。