SYUR I NO UTA

復興支援に6組のアーティストと沖縄の子供たちが参加したミニアルバムが首里城火災の日に発売されると聞きました。

作り手達の首里城復興への想いを聞きながら、沖縄の復興、負けない強さ、などを感じていました。

参加アーティストが出来上がりを聞いて涙する出来だといいますが、ニュースはここで終わってました。

おいおい、聞かせてよ!そんなRBCのニュースはコチラ。

首里城復興支援「SYURI NO UTA」

 

 

首里という政府

与那国島の元議員さんの話。担税力にかかわらず、頭数に応じて課税する人頭税なる悪税が世界的に廃止されていく中、沖縄では1900年代初頭まで続いていたと言います。首里という中央政府から課される重税、米や粟に代えて女性には布地で納税を課した事もあったとか。琉球処分で沖縄の自由を奪われたという話はよく耳にしていましたが、それによって自由を得た離島の人々に思いを馳せた事はありませんでした。

政府と沖縄県の関係、薩摩藩と琉球王国の関係、首里王朝と離島の関係。誰が悪いという話ではありませんが、那覇の道路のように変わる道標を思いました。

大きな世界でも小さな世界でも。

玉陵

首里城の謎をシリーズしているRBCのニュースを見た。最終回は玉陵。

まさか、と、思った。ココに行ったことがない。なんだかテンペストの1シーンを思い出すような既視感はあったものの、併設の資料館にも覚えがない。王族の墓だと伝えられるが、誰の遺骨かわからないものもあるらしい。

500年前の碑文には、間違った者を祀ると祟るとまで記されていると言います。

今の世を生きる者のあやまちが、あの世の人を苦しめる事になるのでしょうか。道を迷っても誤らないようにしたいものですね。

そういえば、浦添ようどれにも同じような碑文があったように思います。嗚呼、同じ王家の墓なのに、玉陵の方がガイドにもたくさん載っているのに行ったことが無い。

これも首里城の謎ですか!いや、違いますね。

ガンガラーの谷

修学旅行生をデニー知事が出迎えたなんて記事を見た。学生だと有名な観光地に行くんだろうなーとか思った時にガンガラーの谷を思い出す。

古代の化石が残りやすい沖縄の地層の狭間をガイドさんが案内してくれる。竹?と言いたくなるような太古の巨大竹や歩く大樹、谷底から見る地層のズレ。洞窟内のカフェも含めて見所は満載だ。ただ、しっかりとガイドさんの話を聞いておかないと、

むかし、谷の上から落ちた岩がガンガンガンガンガンガラーと、いったとかいわないとか。

って、ジョークに笑った途端に全部忘れてしまう。

好きなのに触っていない

家に居る時間が長くなると上手くなると思っていた。いつもの日常に戻ると上達できると思っていた。もう、ひと月近く触っていない。音を気にせず練習できるので週末のカラオケハウスも最適だったが、機会を失って行けていない。三線の音色も歌う自分も弾く自分も好きなのに、触らないから上手くならない。

家に居る間に、あつ森をはじめた。日常に戻った頃にFF7reを始めた。徐々にしか上手くならない練習より目に見えて上達するゲームに触ってる。

期待して止まない事

高橋の快投と大山の一撃で阪神が快勝した。のが、2ヶ月前ならもっと良かったのに。今年は巨人に負けすぎだ。二位とは言え12.5ゲーム差は逆転優勝を口に出せない差だ。誰もが目の前の試合だけを楽しもうと口に出してはいるけど、心のどこかにドラマチックな映像を期待して止まない。

止まないコロナ禍は沖縄でも相変わらず新規感染者が報道されている。医療・介護の従事者、高齢者を身近に持ち、自分自身が既往症を持つ者だから沖縄に行きたいとは言えない。妻に息子に孫、甥に姪、反対されそうな顔ばかり思いつく。沖縄旅行を口には出せないけれど、心のどこかで那覇空港に立つ自分を期待して止まない。