システムキッチンの床に敷いているキッチンマット。踏み心地と言うか、台所仕事の疲れを軽減してくれるような弾力が足裏から伝わってきて重宝している。
汚れも目立ってきたので洗う事にした。
妻が。
ところが、意外に重い。適度な弾力のために肉厚もあって、布製のマットのように片手で持てるような代物ではない。僕でも、そうなんだから、妻はなおさらだ。
頑張って洗ったマットが外に干してあった。
気を利かせて運ぼうとしたら、掴んだ親指に水が滲む。なんて乾きにくいんだ。
結局、一晩干して、翌日、僕が乾いても、なお重いマットを玄関に放り込んでおいた。
程なく、車内で妻からのメールを見る。
敷いた後、床を濡らすマットの写真付き。
ひと晩では乾かなかったのか!
優しさが必ずしも、相手を楽にする訳ではないと言うお話でした。