ご本尊がどなたかも調べずに箕面のお寺をお参りした。桜に惹かれたとは言え、突然、行くような流れになったのは、呼ばれたのかも?なんて、都合の良い事を考えていた。
拝観料を納め、境内に入ると、思っていたよりも広い視界と山裾に点在する御堂らしきものと、水煙舞う橋と、まだ咲き誇るサクラ。
山門をくぐると、水煙の正体は橋の下に設置された噴水と分かる。参拝者を浄めているのだろうと何となく感じる。
不思議な感動を覚え、たもとのベンチに座り水煙を眺めていると、風向きのせいか、霧が座る僕の方へ流れてきたかと思えば、水煙に呑まれてしまった。よほど浄められているのか、迎えられているのか、毛穴から霧が入り込むような感覚に襲われる。
友人に声をかけられて、我に帰り橋を渡り、先に広がる山の胎内に進んでいく。
もう、遊び方や飲み方に慣れようよ。
2週間連続で前の週を上回る新規感染者が確認されたって言う。感染経路のわからない市中感染がほとんどだと思うけれど。
孫と野球中継を見ていた、わじわじしてモヤモヤの残る試合だったけど、途中で孫が呟く。
「あ、あの人マスクしてへん、こっちは、何か食べてるみたいやから、イイか。」
ドキドキ。
飲んで、マスク外して、飲み続けて、外し続けるのか。
大川沿いも、花の陽気に誘われて、屋外テラスは満席やったなぁ、でも、大人な飲み方の人が多くて、静かなもんやった。
もう、コロナ禍の飲み方も覚えたよね。
大声出さない、マスクをしながら話す。
孫と甲子園に行くまで、クラスター出さんといてなぁー
無差別殺人
ウクライナの首都キーウ郊外で民間人と見られる遺体が散乱していたとニュースが伝える。
よく言われる事だが、5人殺めれば殺人鬼と呼ばれ、500人殺せば英雄と呼ばれると、戦争を揶揄した表現だと思う。
ロシアに英雄はいたのか。
4月は春だ
大川の桜がいっせいに一斉に咲き誇った。
花冷えのする遊歩道にも人があふれる。
屋形船はさっそく花見客を乗せに来たのだろうか?桜に魅せられて人が動き出す。
実は、一向に収束しないコロナの気配も感じているけれど、もう我慢疲れだ。
今日から4月。
もう一度マフラーを取り出したけど、春だ。
どんどん暖かくなる春が来た。
12時間30分
昨日は、上司と共に久しぶりに外回りをした。
数キロも歩いたのは、膝を痛めてから初めてだ。いささか心配していたものの、痛みを感じる事もなく、成果をもたらせた。
帰宅すると、孫が待ち構えており、玄関開けて5分でポチャんと湯船だった。
子供らが帰った後に、やってきた。
疲労
左膝が痛い。触ると熱を持っているようだ。
鼻の奥が詰まる。外回りの花粉にやられたか?
胃が痛い。皆で食べると食べ過ぎる。
急に眠たくなったが、胃が重くて、12時までは寝るのを我慢した。そして、布団に入ると5分も持たずに眠りに落ちた。
起きたのは12時間30分後だった。
休みでよかった。
さくら
重いニュースばかり続く日々で、近所の川のほとりに桜の花が咲き始めたのに気付いた。
まだ、三分から五分咲きのピンクに色付いてきた程度だけれど、目が引き寄せられる。
励まされているのか癒やしか?
宴会、通り抜け、散歩ですら、思い出は常に楽しい。下手な三線を弾いた事もあった。
葉桜を愛でる頃には明るい報せが世界を駆けて欲しい。
僕の耳元では古謝美佐子のポメロイの山がかかる。桜を見ながら、沖縄行きの計画も立ててみたい。