立ちっぱなしの仕事は数あるけれど

昼休み以外は一日中立ちっぱなし、なんて仕事は意外に多いような気もするけれど、普段はデスクワークが中心の還暦の身にはいささかこたえる。

混雑する会場の案内役と言えば、立て看板の代わり程度の認識もあったが、とんでもない楽観的な見通しだった。
人の流れが多くなると、ちょっと尋ねる来場者が現れる。一言で終わるような会話も案内人が20秒話すと後ろに人だかりを生んでしまう。
コロナ禍で抑えるはずの声を張り上げて誘導する、こんな事も起ころうかとマスクにフェイスシールドを兼用しているが、枯れるような体力を息苦しさが奪っていく。
それでも時間と共に呼吸は慣れてくるけれど、動き回り疲れは増すばかりだ。
なんやそのくらい。
妻がかつてアルバイトした、パン工場の製造ラインでは年配の女性がテキパキと立ち仕事を一日中こなしていたと言う。
でも、しんどいもんはシンドイねんと、叫びながら、今日も会場案内に向かう。

やっと会えたね超電水

あまり知られていない「超電水」というワードを知っているとすれば、通販好きか掃除好きかだと思う。何年か前に「すいすい」みたいな名前の水を深夜の通販番組で見てから気になってしょうがなかった「水」を、僕のことを良く知る友人から、バレンタインのチョコとともに頂いた。

「超電水」と言う商品名は知っていた名前と違っていたけれど、あの「水」の事だとすぐにわかった。超アルカリ性で除菌効果と洗浄効果に優れ、洗剤よりも安全に汚れを落とす。

高級浄水器の電解水素水のようなものかなと、朧げに思ってはいたけど、油汚れに対する強さは飲料水よりも洗浄に特化したのだと理解した。正解は知らない、電解水素水ではないかも知れない

鮮やかに結果を残す好みの商品で、深夜に見た通販の宣伝画像は記憶している。
水なのに汚れを落とす、水なのに油を分解する。
水だから食品に影響ない、水だから温める事ができる。温めると洗浄効果が高まるらしい。

油性ペンの文字が霧吹きで水をかけられただけで浮かび出す、流れていく。換気扇にこびりついた油汚れが、温めた水(お湯?)で剥げ落ちる。スチームクリーナーの代わりにべたついた床を拭こう。古いテープ跡に効くだろうか。

孫娘に油性ペンで落書きされたテーブルも拭こう。クレヨンで書かれたマルはもう消したっけ。でも、簡単に消せるところを見られてはダメだ。彼女の創作意欲を刺激してしまう、ましてや水だとバレたら僕の顔に髭を書かれかねない。

あおり運転の被害者ケアを望みます

つい先日、堺市で夫婦を恐怖に陥れたあおり運転の記憶も冷めやらないうちに、鹿児島のあおり運転のニュースが流れた。他の車を無視して女性の車に追い越された瞬間につけ回すというのは、始めから言い掛かりのきっかけを探っていたようにも見えた。

この2件に限らず、ここ数年で全国に蔓延するあおり運転。厳罰化が叫ばれているにも関わらず繰り返される報道。[喧嘩両成敗]の教育のせいか、やり返したら被害者でなくなるような思いもある。会社員や公務員なら理不尽な罰を受けるかも知れない。

外に出て、他車にはねられ命を落とす事になった殺人と呼べるような事件も記憶に残る。怒鳴り返したり殴り返すのが正解なのか?先に怒鳴った者勝ち?ドラレコやスマホの動画を見ているだけで心因性の外傷を受けたような気になるのに、被害を受けた方のココロを思うとPTSDにより後遺症を抱えるようになるんじゃなかろうか。

交通事故を起こすと、むち打ち症など後々まで続く補償に加害者も被害者も苦しむことは、知られています。
あおり運転事件も、厳罰に加えてココロの補償に対する法整備と前科や賠償と言った「あおり」のツケの大きさに対する報道もお願いしたいと思います。

こんなカバンが欲しくなったら

店の前を通るたびに気になっていたカバン。革のリュックだ。革製品が高価なのは知っている。いつも店頭の目立つところにあって僕に誘いをかける小悪魔だ。ところが、最近、黒からキャメルにお色直しをしていた。「仕事で使うなら黒だと決めつけていたが、キャメルもイイ色やな〜」と、思っていたら、今日はネイビー?あれ?何色もあるのか?大量生産品なのか?職人が作る孫のランドセルを買わされた時に見た職人が作る背負い鞄とは様子が違うな。
となると、あんなに高くないかも知れないと、店員と話してみたら驚いた。ランドセルの値段で4つくらい買える安さ。
少し薄いかな。
少し小さいかな。
弁当箱入るかな。
へ、買っちゃうかな。
衝動買い間近だったけど、踏みとどまったのは、電車でGOを買ったばかりだから。12色ありますって、カラーバリエーションを見せてくれたから。
と、とりあえず、妻の承諾を得てからにしよう。
何色が良いか、聞いてみよう。彼女の意見を聞くことで、買う前提の状況を作ろう。
何より、妻の弁当箱が入る前提は譲れないし。

独自基準による解除要請が延期です

新規感染者が200人を下回ってきた大阪では、独自基準を満たせば緊急事態宣言の解除を要請すると報道されていましたが、昨晩、吉村知事が専門家との話し合いの結果、病床の確保が基準に達していない事から解除要請を延期しました。

時短営業や休業しているお店の方には申し訳ない思いですが、ホッとしました。既往症を持つ身とすれば、市中感染した時に入院ができない状況は本当に恐ろしいと考えていましたから。TVによりますと、60%を超える病床の使用率はクラスターの発生で70%を超える水準にあると言います。

医療関係者の身内は精神的にも体力的にも限界な現状をココロが補って働いています。医療機関を罰するような法律を成立させるより、TVに映る深夜にマスクをせずに馬鹿騒ぎする酔っ払いを罰して欲しいと思うのは僕だけですか?

なんとか、あとしばらく頑張りたいです。

神様が棺を持ち出させたの?

2月1日の沖縄タイムスにショッキングなニュースが掲載されています。那覇市の女性霊媒師がお墓から石の棺を2つ盗み出したと。名前は掲載されてなかったけれど、2日の夜の全国ニュースでは名前を報道されていました。沖縄では有名な渡久地十美子って方です。

あれ?この名前に聞き覚えがあるぞ。同じ沖縄好きの友人が僕に合いそうだとくれた「本当の歴史」みたいな本があったのですが、その作者の名前と同じです。霊媒師と報道されていましたが、本によると神様の声を聞く神人だと自分の事を紹介していました。

よく知られるユタと言う霊媒師とは違い、神様の声や歴史上の人物の声、土地に縛られている霊の声を聞く人だとあります。直接、歴史上の人物に真実を伝えられる訳ですから、球陽や中山世鑑といった政治が関与した史実書と違う事を「本当の歴史」として語られます。

そうなると、作者を信じるかどうかだけが判断の基準になりますね。著書も数冊あり80歳を超える高齢にもかかわらず県外にも活躍の場を持たれているようですね。

事件の報道から、神様に呼ばれたとありましたから、作者の方だと思うのですが、棺だけ持ち出し遺骨はその場に残したとか。お墓の持ち主からすれば、先祖の墓を暴かれ、寝室を持ち去られ、先祖の魂を蔑ろにされたって事でしょうか?

影響力のある方の犯行となれば、被害者の方にさらなる被害が起こらないように願います。