祭が引き継ぐものが羨ましい。

何回かに分けて、地車の事を考えてみましたが、単に資金集めと言うなら、本当に法人化やクラウドファンディングなんて方法も一考に値するのでしょうが、根っこにあるのが祭礼ですものね。夏フェスのような開催を目指すわけにはいきませんね。
僕の親は沖縄からやってきた言わば他所者でした。地域に馴染むために必死で働いたと聞きます。働く事によって町に居場所を作ったのでしょうか。物心つく頃には秋祭りの地車を曳くのが楽しみでした。でも、中学生の頃に引っ越し、また、他所者になってしまいました。その頃、その地域には地車もありません。仕事を始めて、新しい他所者になって、結婚して更に新しくなりました。今の住所には子供達も小学生の頃に越してきましたが、地域の繋がりの強いところで余所者が参加しづらかった祭りでした。
泉州方面では、地車が全てに優先すると言い切る人も少なからず居ると言うふうに聞きますが、羨ましい限りです。祭礼である事も次の世代に引き継げられれば、地域は人も果実も五穀豊穣なんでしょうね。

16年前に手術をした日

全然違う事を書こうとしたのに、ふと、今日の日付を見たら思い出した。16年前の今日ガンの手術をしたんだ。8cmの腎臓に4cmを超えるガンは大きすぎて死を間近に感じていた日々だったけれど、不思議と怖くはなかった。何故だか怖くはなかった。でも、今でも覚えている、手術室の壁、テレビで見た照明、麻酔医が近寄る、テレビで見た光景が次々と繰り広げられる。カメラアングルが患者目線なのは画像と違うけど。

今も生きている。

手術は成功し、再発もしていない。10年が過ぎて安心できるところまで逃げてきた。よく周りを見渡すと逃げた先々にも危ないモノが散乱している。病気、事故、事件。感染症に襲われると既往症のある身は重症化する恐れがつきまとう。

今を生きているのだから、大切にしたいと思う。僕の命も家族の命も友人の命も。

御用始めが月曜日だという事

なにかと祝日も増えてきましたが、毎年多くの国民が願ってるような気がする事について。正月は5日までに延ばす事と5日が月曜日に当たる場合は6日までとする。さらに5日が土日に当たる場合はラッキーyearとして翌火曜日まで、つまり御用始めは最遅9日になる訳。

などと言う事を毎年考える御用始め。

本年もよろしくお願いします。

2021年が明けました

まだまだ暗闇を進むかのような年の幕開けですが、ワクチンの接種など希望の一筋は見え始めてますよね。変異種が見つかろうとも、世界の知恵が結集すれば解決できない災いは無いと思います。

地球を破壊する爆弾を作る方が楽って事はないでしょう。

2021年の世界が落ち着きますように、切に願います。

2020年の大晦日に思う

一月はまだたかを括っていたように思いますが、四月には怖くなりました。でも、暑くなれば終息すると思っていたのに大晦日に過去最高の感染者数が出ましたね。

2020年は還暦を迎えると言う意味で元より特別な年でしたが、会えない、飲めない、集まれない、命を守る事を常に考える、全人類にとっても特別な年でした。

楽観視はしません。

交通事故、脳卒中、心筋梗塞、くも膜下、突然の死はいつも隣り合わせかもしれませんが、コロナは感染します。あっさりと一人で逝けず誰かを巻き込むのは嫌です。巻き込んだ誰かだけが逝く事も考えられます。楽観的には、なれません。

なれませんが、そんな暮らし方に正しく慣れて、できる限りの対策をして丑年を迎えましょう。

大切なものを失くさないように願います。

今年も読んでくださった人、ありがとうございました。

初雪かどうかは知らんけど寒い

一昨日は買ったばかりの高圧洗浄機で妻の実家を大掃除。高圧を近づけすぎて壁を破壊しないように気をつけながら落ちていく汚れに感動と興奮。もう少し近づけたい衝動と闘いながら外壁を洗い終えた時にはビショ濡れでしたが、午後から顔を見せた日差しが暖かくて助かりました。

洗車は年末ギリギリにしようと思っていたのが僕のシクジリ。なんだ今夜の寒さは?車の前を横切るのは雨粒か?雪なのか?今年初めての雪なのか?もしそうだとしたら、もう高圧洗浄機は使いたくないぞ。

靴も濡れた、靴下を脱いで雪駄で作業したけど、落ちる汚れに興奮して冷たくなかった。もう、洗車では興奮しない。そもそも、少しくらい興奮したぐらいで裸足になれる寒さじゃない。

北海道より沖縄が好きな僕は寒さに弱い。