毎年、成人式に合わせて、名護市の銭ケ森の斜面に地元の卒業生らが光文字を点灯させると記事で見た。「道」「命」「親」「愛」など30年以上続けられている行事らしいのだけれど、知らなかった。
住んだことのない遠い故郷が、今年はコロナ禍に「結」の文字を光らせた。
今こそ助け合い
そう意味を込めた文字らしい。
毎年、成人式に合わせて、名護市の銭ケ森の斜面に地元の卒業生らが光文字を点灯させると記事で見た。「道」「命」「親」「愛」など30年以上続けられている行事らしいのだけれど、知らなかった。
住んだことのない遠い故郷が、今年はコロナ禍に「結」の文字を光らせた。
今こそ助け合い
そう意味を込めた文字らしい。
知らなかった。オリンピックよりも長いスパンで開かれている大会を知った。
「世界のウチナンチュ大会」
沖縄にルーツを持つ全世界の人を対象にした集まりで5年に一度開催されているらしい。RBCの動画を見ると、ブラジルやアルゼンチンの沖縄県系人がルーツを大切に琉球文化を知ろうとしているのが伝わる。大阪に住む県人二世として、非なるようで似ている感覚だった。
ある種の憧れを持って「琉球」を見ている。ああ、一本指で指笛を鳴らしたい。
僕の身長は170cmに足りない。そんな僕が妻と友人に言われた事がある。アスレチックを楽しんでいた時だ。
普段は、見えてないから気が付かなかったけど、頭のてっぺん、薄くなってるね。その辺からハゲてきますって感じ。
当時、30台の僕は、帰途にサクセスを買った。それから、シャンプーは育毛系に変えた。その甲斐があってか今も「てっぺん薄い」で済んでいる。
前の座席に座っている彼に言いたい。おそらく立てば180は超えているんじゃないか。普段、人に見られる事はないだろう。
てっぺん薄くなってきてるよ。
でも、ちゃんとケアすれば大丈夫だよ。
思いついた時から計画していた。
毎年の、9月に行く旅行も今年は難しい。続くコロナ禍の影響で大阪の車がいくつも県を跨いで出雲まで行くのにためらいがあったからだ。GOTOを利用してビジネスホテルからランクアップしたかったけど、車に傷をつけられるのを心配した。
妻や友人と相談して出た結論は、中止ではなくて、「電車で近場に行く」だった。GOTOを利用するのだから、普段乗れない「しまかぜ」にしよう。贅沢に往復利用してもいいんじゃないかな。あえて、終点の賢島まで行くのも楽しいよね。
「こんな近い日程で、ホテル空いてるかな?しまかぜも、予約を取るのは難しい気がするな。伊勢志摩ライナーとか。」
「ホテルは数多いから、どこか取れるでしょ。しまかぜに乗れたら孫に自慢できるけど、確かに空いてないやろな。じゃ、座席が空いてなければ、このプランはやめて、北陸や白浜に行くのも検討しよう。」
「そやね、しまかぜが空いていれば、電車旅もいいかもね。」
『よっしゃ!しまかぜ決定!ふふふ、近鉄ネット予約会員の僕は、既に空席は確認済さ。個室は満席やったけどね。』
車旅の好きな彼女を「しまかぜ」に乗せるのは周到な用意が必要でした。
2日続けてイヤフォンを忘れた。ワイヤレスも充電切れでケープルもない。忘れないために上着のポケットに入れる癖は上着を脱いだ途端に忘れる要因となった。
通勤時間は片道80分。往復160分の音楽のない世界が、こんなに寂しいとは思わなかった。
あ、なんかカッコいいと思って音楽なんて言ったけど、YouTubeもよく見ていた。ボウリングと般若心経と米津玄師MV。これは少し注意がいる、イヤフォンを忘れてYouTubeを見た時に、いきなお経が流れると恥ずかしい。
例年の15日は子供や孫も含めると20人を超える大人数で、ご先祖をお送りする習わしが今年は親世代の7人だけ。寂しい気分は確かだけれど、子供や孫たちが居ない気楽さに気づいた。
久しぶりに集まる仲間と、当時の言葉遣いに戻ってまうような感覚。孫や子に気を取られない会話の意外な楽しさ。
この賑わいは、まさに盆休み。おかげで、今日は盆疲れです。