ミニバンですら見下ろしてしまう

うちの車が修理中なので、兄に車を借りた。
型は古いが、グレードの高いボクシーだ。久々のミニバンで運転に多少気を遣うが、5分も運転すれば、セレナに20年も乗っていたのだから慣れる。
ほんの少しアクセルを踏むだけで、排気量の違いを感じさせてくれるし、何より視界が違う。ノートやシエンタに比べると、随分と目線が高くて、ほとんどの車を見下ろす感じになる。

黄色いプレートをつけた軽自動車が狭い車間を縫って、僕の車に近付いてくるのがバックミラー越に確認できた。左車線に移り、一気に僕の車を抜いて行くが、先が詰まっていたので、僕の前に割り込んできた。

「小ちゃい車のくせに危ないな!」

自分の感情に驚いた。
いつの間にか軽自動車を見下(くだ)していた。
運転席が高い位置にあるので、見下(お)ろして見えただけなのに。
煽り運転をする車は高級車が多いと聞くが、『こういうことか』と納得してしまう。

先週、南港の駐車場で割り込まれたのは、車高の高い外車だったか。
車種で”偉くなった”と勘違いする奴を馬鹿だと思っているのに、「小ちゃい車のくせに」なんて思ったオレも、結構、阿呆だ。

図書館のCDレンタルに思うこと

近所の図書館によく行っている
Aのプライムが僕にとっては改悪だったので、気に入る新しい歌を探すことができなくなってしまった。ところが、近所の図書館には懐かしいCDがある
浜崎あゆみ
aiko
ジョンレノン
さだまさし
サザン
世良公則  etc・・
大好きでなければ、なかなかレコードやCDを買えなかった世代にすれば、”割と気に入った”くらいの曲を聴けるのは「かなり良い」
英語嫌いで洋楽嫌いになってしまった僕がジョンレノンにハマった
40年遅れのブームだ
aikoも気に入った
これも20年は遅れてるのか?
サザンは歌詞が聞き取れなくて嫌だった筈なのに、名曲揃いだ

50年前にビートルズを好きになれば、英語も嫌いにならなかったかも知れない
その頃から好きだった、さだまさしも聞けるのが良い
おかげで国語は大好きだった
東風・・「こち」って読むんだぁ、なんて。

モーニング

ガーデンカフェにモーニングを食べに来た。ガーデンのツツジはチラホラだったのに、満開の賑わいを見せてくれる。カウンターには催事の無料招待券が置いてある。

割と忙しいのに、無料券のために問答無用でココに座らされている。

ネモフィラを覚えた時のこと

自分が当たり前に知っていたことを、相手が知らないと
「え?」
なんて、やる必要のない感嘆符を付けることってあるよね。
僕にとっては”常識”なのに、彼女が知らないと
「え?知らんの?」
とか、言ってしまっていたみたい。
言う方には微かな優越感だけど、言われた方は、まあまあな屈辱を味わったのか、ふとした機会に反撃を喰らう。

「今度ネモフィラ行かん?」
『なんなん?店の名前』
「え?ネモフィラやで」
『ん?何やったっけ』
「え?ネモフィラやで、知らんの?青い小ちゃな花やん、前にも見たやろ、舞洲で、百合園やったとこかな、ネモフィラって有名やん、覚えてない?知らんかー」

日頃の僕の行いの悪さなのか、彼女の反撃はまあまあキツい。

占いの本

図書館で占い関係の本を借りた。
TVでお馴染みのレオンさんと星さんの2冊。
なかなか面白い。
もちろん、誰にでも当てはまるような言い回しの部分はあるけれど、生年月日や血液型、手相なんかで、統計的にみて性格や性向がある程度似通って来るのは理解できる。
占いはサポートで、生き方を運命づけるものではないと言うことも理解できる。
誰にでも当てはまる言い回しは、誰にでも当てはまる倫理観が存在するのだから、理解できる。
自分を知り接する相手を知れば、余計な諍いを回避し、求める親交を深める事に有効だ。
あああ面白い。
開業したら、もう一度読み直そう。
ん?
僕の星周りは嘘や隠し事ができないのか。


ま、知らんけど。。。