微笑ましい事や安心できる事って数あれど

母と妹を誘って馴染みのお店に向かったら二十人以上が並んでいる。
ダメだこりゃ。
パンケーキの店を予約してあるから1時間も待てない。
他にも美味しい店があるはずと、南へ走ると妻が評判の上々な店を見つけたけど、三十人以上が待っている。

料理はうまいが状況はマズイ。
そこで妻が閃いた!お持ち帰りなら15分。イスと小さなテントを立てると即席アウトドア。海鮮の丼が美味い。

予約にも間に合って、極上パンケーキ。美味しそうに平らげる90歳の姿になんか嬉しいやら頼もしいやら。生クリームまで完食!

おきなわ花と食のフェスティバルって?

毎年この時期に開催されている大きなイベントらしいのに全然知らなかった。はじまりは2006年だと言うから更に驚いです。
那覇の奥武島という事は沖宮のところですね。

[てぃだサンサン、食べたらがんじゅう]輝く太陽のもと、食べて元気になる県内産というコンセントらしいです。
過去のイベントの様子を見たら、島フードグランプリなんて、魅力的な企画もあって食の博覧会的なイメージですが、紹介されてる料理に、少し笑えて「イカ焼き」はイカとソーセージを炒めた写真でした。北谷の白ご飯にチキンを載せた「チキンライス」を思い出しましたね。

が、残念な事に昨年に続き今年もコロナで中止。
しかし、今年は公園開催を諦めただけで、オンライン開催するとの事。むしろ、県外のの沖縄好きにとっては朗報ですね。

明日29日から30日にオンライン開催ですって。色んな食の発見は、過去のフードグリンプリ商品を(僕が)知らなかった事からも明らかで、楽しみでしかありません。

あれ?でも二日間だけ?と思って、サイトを調べ直したら5月30日まで、ひと月ありました。
すみません。

ステイが叫ぼれるGWに花と食のフェスティバルに初参加できる楽しみができました。

違う焼き方で食べ比べてみた

妻が実家で焼き芋に特化した調理器具を見つけたので、持ち帰り焼き芋を作ると言い出したので、最近、気になっていた[アルミで巻いてコンベオーブンで焼いたら蜜がドバー]でのも食べたいと、リクエストしてみたら、日曜日の気楽さも相まって、妻が乗ってきた。

用意されたサツマイモは紅はるか数本。まず手間のかかるオーブン用の下拵えを済ませて、調理にかかる。こちらは90分加熱した後に自然に熱を冷ますため120分後でなければ食べられない。
一方の、妻が見つけた調理器具は、見た目から焼き芋を焼く心意気が伝わってきそうな外観で、中には陶器みたいなボールがいっぱい入っていた。
なんと、一度ひっくり返す手間があるものの、10分余りで完成した。

出来上がりに時間差が余りにもあって、完全に食べ比べとは言えないけれど、試食開始。

10分陶器製
あ、美味い。直径が10センチに満たない中程度大きさの芋だったけれど、キチンと中まで火が通っていてホクホクした食感の甘い焼き芋だった。少しバターを塗ると甘味が際立って、裏漉しをしていないのにスイートポテトのような舌触りも滑らかな美味しさに頬が緩む。

120分オーブン
巻かれていたアルミを外すと声が出た。いや、出ていたのは蜜で、焼き芋の皮をテラテラと飴色に輝かせている。既に、甘さを確信される見た目を味が超えてきた。美味しい。ホクホクというよりねっとりとした食感で、何より甘い。テレビで見た蜜芋がここにあった。輪切りすると崩れてしまうかもしれないから、縦にナイフを入れてスプーンですくうように食べた。同じ芋が焼き方で、こんなにも味も食感も変わってしまうとは驚きだ。

手軽に食べるデザートとしては、陶器で作るのも及第点を出せるけれど、特別な一品として人に出せる甘味として器にもれるのはオーブン芋だ。
作り方で味に差が出るなら、野外で試してみたい気もする。

心が狭いと思った事

20年前に病気してから、色々なものが一変した。性格はそのままでも、考え方は変わった。
向き進む事に全力で周りを見なかったから、何にも寛容だったように思う。

ところが
紗々が棚に二箱しか残ってないから、二箱とも買ってしまう。
部下を叱責する前にパワハラを意識してしまう。
育てて焼いた肉を取られた腹いせに、好きでもないウインナーをそいつの前からかっさらう。
意に反して褒めた部下の悪口を言わずにいられない。
意に反した指示を出す上司と談笑している。
2台分停めれるスペースの真ん中に自転車を置いて、後で置きにくる妻のスペースを確保する。

いざ書くとなると、思い出せないのは、狭い心を思い出したくないからか?知人に見られる事を知っている心の狭さか?

お茶の香りとスイーツと

堺市のチン電道沿いにお気に入りの和カフェがある。格子戸を開けると消毒液が置いてあるのはイマドキだけれども、開けた途端に頬を緩ませるお茶の香り。そう、お茶屋さんの店先でよく香るあの匂いだけれども、カフェの引き戸の向こうから漏れてくると、和テイストのインテリアの一部と思える。

メニューにコーヒーやラテ、オーレと言ったカフェの定番はなく(たぶん)、抹茶や煎茶、玉露が並ぶ。前回は抹茶をいただいたので玉露にしたけど、コレも正解。一煎目はお風呂でもぬるめの40度で小さめの湯呑みに既に入れてある。色は思ったよりも薄くで、安っぽいペットボトルのお茶の色と言ったところか。この見た目に裏切られる。

薄い色からは想像できないほどの濃厚な味わい、含んだ途端に抜ける香り、舌の上で主張を始める苦味、渋み、甘み、旨味。小さな湯呑みに納得してしまうように、濃く五感を刺激する。

二煎目は90度の熱湯を飲み切る量だけ注いで普通の大きさの湯呑みに注ぐ。かぶせ茶のように緑色も強い甘味もないけれど、渋さの出た美味しいお茶だ。葉の蒸らしを思ったが、別器に入れた一煎目からの時間経過で程よく葉は広がっている。急須を覗くと、よく知る茶っ葉ではなく、茎はおろか葉脈すら見当たらない。

三煎目でお菓子を食べて四銭目で口に残った甘味を流した後に、用意されたポン酢とお箸の意味を知る。

店員さんによると、急須の茶っ葉を少し取りポン酢をかけて佃煮のように食べるらしい。少し疑わしくはあったものの、白米を欲するほどには美味しかった。

最中もアイスも栗ぜんざいも美味しいのだけれど、抹茶や煎茶、玉露と相まって完成する和スイーツに、休日の心地よさを満喫した。

ルネッサンスのケーキは美味しかった

ANAだったかJALだったかの特別ルームみたいなのがあって、滞在中はケーキが食べ放題だったような記憶がある。いま、ネットで調べても出てこなかったので勘違い?かも知れないが、ルネサンス以外に思いつかない。

当時はルネサンスでも意外と安い料金プランがあって、僕らの予算でも何とかなったものだ。

沖縄には珍しい天然温泉のスパがあったけど、別料金がいるので一回しか入らなかったような気がする。安いプランを探している家族だから、しょうがない。

ケーキにしても、確か20:00までだったようで、毎晩は食べられなかった気がする。
あれ?良いホテルだったのに、記憶があまりに少ない。
日中のプランが強行すぎて、ホテルリゾートを楽しむ余裕がなかったのかな。覚えているのは、ケーキが美味しかったことだなぁ。