づぼらや

、左手にづぼらやの河豚と右手のビリケンをアングルに捉えながら通天閣のそびえ立つ様を写真に納めた人は皆落胆するだろうな。いかにも大阪を象徴するかのような交差点の景色が変わるのは少し寂しい。

ふと、思う。

道頓堀のくいだおれを思い出す。あの人形が姿を消した時も寂しかった。

あれ?

くいだおれ〜には、一度しか入ったことがない。づぼらやのてっちりは、数回は食べてる、この30年間で。てっちり屋さんなのに店内の河豚より看板のふぐをタダで味わってました。

なんか、ゴメンナサイ。

万国博覧会

5年後に大阪万博が開かれる。万博が万国博覧会の略だって知っている?1970年のコンニチワの記憶は微かだけど残ってる。太陽の塔の中、古河パビリオンや虹の塔に並んだ記憶も。月の石より人の波の方が記憶に残る。どうやら、記憶は嫌な事や辛い事の方が鮮明に思い出せる。けど、圧倒的に楽しい記憶が多いから仕方ない。

車内広告で大阪万博50年なんて書いてある。あ。孫たちが見る頃と僕が見た頃の年齢はほぼ同じじゃないかな。

彼らに50年後、「万博の事って言うたらイベントより爺ちゃんの笑い顔しか出てけえへん」て、言わしたろ。

万国博覧会が始まる前から、楽しい計画ができたなぁー

大海老

今夜は鎌倉パスタで大海老の幸せ。結婚記念日だし、プチ贅沢な晩ご飯。

大海老で幸せになれるなんて、小ぶりの幸せに慣れてるなー

無視

朝から新聞で、虫の日をキャッチした女性イラストの全面広告を見た。そうか日付にかけたムシの日か。ネタを求めて「ムシ」と引いてみると、

存在を知りながら認めずに、いないことのように振る舞う

とあった。無視か。虫は苦手だけど、無視もイジメの匂いがして嫌だなぁ。

でも、危険を報せてくれるのも虫か。無視する事で避けられる争いもあるか。

よし、この夏はゴキブリを見ても居ないかのように振る舞ってみよう。蚊の羽音も無視しよう。

できんわ。

face ID

指認証も凄いと思ったが、顔認証なんて又凄い機能がスマホなんて小さな端末に備わっている。

ログインするのにも、パスワードだけでなく、その後に顔認証されるものだから二重のロックだ。

おかげで、毎回マスクをズラす事になってる。ほぼ毎回暗証番号の入力で画面を表示。嗚呼、指認証何懐かしい。まさか、appleもほぼ毎回マスク姿で操作するなんて考えていなかったろうな。

6月

昔のイメージだと6月1日は学校の「衣替え」の記憶があるが、最近の気温だと6月まで待っていられない。クールビズが叫ばれて久しいが、もう5月から始まっている。花冷えの季節に震えていたと思ったら上着を脱いでもよろしいって、さすがに寒いと思っていたのも束の間、中旬には夏日になり上着は小脇に。

一気に夏の気配が高まる6月。休業要請が解かれても、新たな日常を意識せざるを得ない。でも衣替えよろしく慣れるに違いないから、少し距離感のある日常を楽しもう。汗だくにマスクは厳しくても経口補水液とタオルを持って。