旅行の計画を立てる

年末恒例の親族で沖縄に行く
今回は子供世代がいない
じゃ皆で同じ行程になるなと考えていたら、僕らの3泊したいという気持ちがわかっていて別々に予約を取ればいいよと、連絡をくれた

長くいる僕らはホテルのグレードを落とす
兄は思い出のアリビラに行く
マイレージのためにANAを使いたいが兄はJALだ

大石林山に一緒に行きたいと要求を受けた
3年連続で行く所でもないと思いながら安須森に心惹かれる
兄の熱望の元は僕が素晴らしさを熱弁したせいだし

斎場御嶽に寄ろうと思うがブエノチキンやタコスとの兼ね合いだ
琉染に二度目の挑戦をしたいが時間次第だ
紅琉で財布の修繕をお願いしようかな
赤嶺の古着屋でかりゆしウエアを探そうか
兄も一緒なら久高島の外間殿と岬の正しい場所を教えて欲しい
アマミキヨのもずくのおばちゃんは元気かな
高江洲のゆし豆腐そばを食べたいな
北谷出身の後輩が好きだと言っていた浜屋にも行きたい
パームの下にできた我部祖河の味はどうだろうか
本通りのTシャツ屋さんと話すと買う枚数が増えてしまう
ビッグハートか88か名護か坊ちゃんにサムズより新規開拓か
名護も泡瀬も外れないだけに悩むステーキ事情
やちむん通りのカフェも落ち着きそう
翌日も元気な程度に民謡酒場で呑み過ぎよう
サンエーカードがあるけどjimmy’sに行きたい
コアな沖縄好きの友人に買う土産はレアが必須だけにムズい

沖縄旅行を計画すると仕事の意欲が湧くような気がする

沖縄土産って何を思い浮かべる?

ちんすこう:かつては定番だった
紅芋タルト:少し小さくなってGOODになった
シーサー:買ったことは無いけど、見たことはある
スパム:地元のスーパーで買うとお得
ジーマミー豆腐:意外に揚げると絶品
海ぶどう:当たり外れもあるけど、食べ方にも注意
紅芋の粉:帰ってサーターアンダギーを作る時に
黒糖:銀の皿に入ったのが美味しかった
泡盛:重い思いで買ってきて大阪でみる悲しさ
コーレグース:沖縄そばを作ると欲しくなる
ヒバーチ:気に入って買っても使い勝手がムズい
たんかんドレッシング:甘味と酸味の抜群のバランス
紅型マスク:紅琉で買うと特別感がある
島ぞうり:ホテル内をうろつくのに最適だった
限定ヌチマース:直営店で沖縄限定と確認してから
Tシャツ:下着になるまで着古したもの多数
海鮮ゆし豆腐:テイクアウトして機内で持つ勇気

迂闊に妻に質問したら、しゃべり続けている
もういいって、と止めてもいくらでも続く
生地やあおさなんて、オマエくらいやって!

沖縄好き同士が会話すると

お互いに何度も沖縄に行っている友人らとの会話

「千日やっけ?高良食堂出てすぐのとこやったわ」
「那覇でぜんざい食べるタイミングって、なかなか無いねん」
「田舎の沖縄そばも美味しいですよ」
「その辺やったら、鶴小に行ってまうなぁ」
「花笠食堂も地元感満載の定食やで」
「紅琉に持っていったら財布の修理できますよ」
「サンエーカードって期限あったかな?」
「赤嶺のナントカ倉庫でかりゆしウェアも売ってるって」
「ブセナはやっぱり良いですよ」
「那覇に後泊はアリですって」
「確かにパームもブロッサムも良かったし便利やった」
「ラマが居た沖縄そばの店が思い出せない」
「我部祖河食堂の本店に行ってみたいわ」
「スピリチャルツアーでしたっけ?興味あるなぁ」
「なんでステーキハウスのスープって、あんな味なんやろ」
「ブエノでイートインできるみたいですよ」
「今度は朱印帳持って行こうかな」
「そういえば、海に入ってないぁ」
「海は見るもんでしょ」
「結局、一番沖縄に行きたくなるのって」


『帰りの飛行機の中』

沖縄にもお寺はあるんだ

ここ数年、寺社仏閣参りをする事が多くて、色々とお参りしていると、日本は元々神仏習合な国だったと言うのが理解できる。お寺でありながら鳥居があったり、境内に神社があったり。

明治政府の神仏分離政策の影響が100年も続くんだと思ってしまうけれど、分かれてる方がしっくりくる気がするのも影響か。

沖縄は神様の邦と言うイメージが強くて、波上宮や普天間宮など立派な神社があるけれど、真言宗や臨済宗系のお寺も多いと言う。神社はいくつもお詣りしたけれど、お寺にはほとんど行っていないから、観音寺を中心にお参りしたい。

なんて、七月になると、不思議と沖縄に行きたくなって、旅の理由ばかり考えてしまう。

あおい沖縄が好きだ

薄曇りでも構わないけれど、58号線を北上するときの青い空が好きだ
壁に直接書かれた看板が並ぶ様は沖縄に来た感じがする
基地は好きになれないけれど、嘉手納あたりは空が抜けて青空が映える

ニライカナイ橋から見える南の海
真栄田岬から望む夕日の海
浜比嘉島の入江の海
風雨に荒れる海も悪くないけど、光を弾く碧い海が好きだ

名護の市街地を抜けるとヤンバルエリアに入る
安須杜に迫ると山が森になり木々が覆ってくる間を走る
2億5千万年前の巨石の背後を囲む蒼い森が好きだ
雨の日は幽玄な景色を見ることができるが、足元が滑るから嫌だ

沖縄が絡めば正当化される

アキレス腱を断裂してから引き籠る僕を、妻が気分転換にロゴスショップに連れてきてくれた。
「これは楽しい」
前に買い物ついでに見つけたというが、昔の商品と違い、何かと便利グッズが増えている。だけど、テントやタープに目を惹く新製品があっても、もうシュラフで寝るのはしんどい。キャンプ飯は楽しいけれど、夜はバンガローでいいよ(^○^)
「これ見て」
妻に呼ばれて目にしたのは、いかにも保冷効果の高そうなクーラーボックス
こちらの保冷剤とセットにしますと、保冷効果は格段に上がりますよ。
店員は9時間前に入れたというジュース缶を手渡し、キンキンに冷えた状態を体感させる。肉や野菜を入れる場合は保冷剤に触れたところが凍ってしまうので、間にタオルなんかを挟むといいなんて、保冷効果を際立たせるトークが上手だ。

「古いけどクーラーボックスもあるわ」
「氷は近くのコンビニで買うよ」
と、じんわりかわしてしていたのに、

「沖縄に持って行ったら、ブルーシール詰めて帰れるな」
「保冷剤入れなければ、保温効果も高いらしい。」
ピザを持ち帰っても熱々といった店員の言葉を拾った。

「ブエノチキンを丸々と持って帰れるね」

なんで、キャンプ用品を検討するのに沖縄を絡める!

ああ、わかった。前回きた時から欲しいと話していたな、家で聞いても買う気になれなかったけど。妻は、最初から店員側の立ち位置だ。対僕用のセールスポイントを熟知している。

でも、君の持っているクーラーボックスだと、ブルーシールのアイスは100個くらい入るんじゃないか。。。。。