季節の言葉

天気予報のお姉さんが今週末は寒の戻りがあると話していた。日本の四季は綺麗な季節の言葉や時候の挨拶を生むなぁと、感心しました。

小春日和や底冷え、啓蟄、寒の戻りを超えると花冷えの頃。

知識が乏しいので思ったよりも思い出せないのが悔しいです。

ひとり目

僕も昨年かかった咳ぜん息の方が新型を疑われて出勤できないと聞いた。企業イメージが優先されるあまり、テレビで逐一公表される間は過敏に反応してしまうのもムリからぬ事かも知れない。

この時期、毎年ひどい咳に悩まされる身としては、喉のケアも含めて過剰防衛だ。会社でも予防にとどまらず発生時の対策まで講じられている。

今は、ひとり目になるのが怖い。インフルエンザなら公表されないのになんて思ってしまう。不況、株安、イベントの中止、銭湯、パチンコ、カラオケボックス、旅行の自粛。発散できぬストレスが公表されない新たな病因になりそうな。

過剰反応と分かっていても、ひとり目として公表されるのは嫌だな〜

サクラ

桜祭りと言えば造幣局の通り抜けや河岸の花見なんかを思い浮かべますが、沖縄の桜祭りと言えば、1月下旬から2月にかけて咲く名護や本部の赤いサクラですね。まだ、見に行った事はないのですが、最近、大きな勘違いをしていた事に気付きました。

関西のサクラと言えば、花見でお馴染みソメイヨシノが代表的だとまうのですが、寒い時期に咲く沖縄のサクラは、ヒガンザクラだと思っていました。

漢字を知れば恥をかくこともなかったのですが、ヒガンザクラは彼岸桜でお彼岸の頃に咲くピンクのサクラ。名護の赤いサクラは緋色のサクラで、カンヒザクラ若しくはヒカンサクラと呼び、寒緋桜、緋寒桜と書きます。

知ったかぶりで何人かに嘘を教えていたのではと思うと、顔が緋くなります。

3月

2月から3月になっただけで、一気に春めいて感じる。卒業式を終えると桜の花咲く入学式は間近。実際の気温は1日や2日でさほど変わるわけではないし、明日は寒くなると言うけれど、同じ温度ならば2月の11度より暖かい気がしてしまう3月。

例年と違う3月だから、早くいつもの季節感に戻って欲しい春の手前。

新型特急デビュー

鉄道好きなら、ワクワクするフレーズだ。近鉄の新型特急ひのとりが3月14日に営業運転を開始する。乗れないまでも、沿線に見に行きたいところだ。僕に似て、鉄道好きの孫を連れて。

ただ、蔓延の気配を見せる新型ウイルスの怖さがワクワク感を邪魔する。このウイルスの怖さは感染力だ。おそらく、僕や妻が感染しても重症化はしないと思うけど年老いた両親に感染ると命にかかわる。

ひのとりの、空席を一つ見つけた時に取らなかった理由もウイルスだ。火の鳥なら何度も復活できるんだけどねー

妻が冷静に言う。

これからずっと、走ってるんやろ。

ああ、それはそうなんだけどねー

昭和な人

ようやく金曜日だ。明日は休みだ金曜日。この歳になっても、サラリーマンは金曜日が嬉しいものだと思う。今夜は飲みに行こう。旬の牡蠣でも食べようか。岩国で食べた蒸し牡蠣を酢味噌で和えた料理が忘れられない。焼き牡蠣も美味しいけど、職人の腕の差が味に反映し過ぎる。頃合いの焼き加減で出された牡蠣は、プリプリと熱々のせめぎ合いが楽しい。衣を多めにした天ぷらも季節ならではだ。ああ、牡蠣が食べたくなってきた金曜日。

あ、僕は昭和な人だから、今夜はカキフライでないと。金曜はフライデー

この、くだりが昭和な人ですか。