感染

ニュースによると密閉された空間に長くいると危険らしい。別のニュースだと、つり革や手すりなど感染者が触れたものを触ると危険らしい。つまり、誰でもどこででも感染する可能性があるって事。

うがい、手洗い。基本予防を繰り返して身を守るのだけれど、感染者はもちろん、公表に応じたライブハウスやジムも悪く扱うようにならないで欲しい。批判する誰もが、感染する可能性があるのだから。

車内でうかつに咳もできないものね。

新型特急デビュー

鉄道好きなら、ワクワクするフレーズだ。近鉄の新型特急ひのとりが3月14日に営業運転を開始する。乗れないまでも、沿線に見に行きたいところだ。僕に似て、鉄道好きの孫を連れて。

ただ、蔓延の気配を見せる新型ウイルスの怖さがワクワク感を邪魔する。このウイルスの怖さは感染力だ。おそらく、僕や妻が感染しても重症化はしないと思うけど年老いた両親に感染ると命にかかわる。

ひのとりの、空席を一つ見つけた時に取らなかった理由もウイルスだ。火の鳥なら何度も復活できるんだけどねー

妻が冷静に言う。

これからずっと、走ってるんやろ。

ああ、それはそうなんだけどねー

新型ウイルス

長野や徳島にも感染者が現れて、新型コロナウイルスは地域性を無視した拡がりを見せている。病気自体の怖さもさることながら、マスクが原因で電車を止めたり、被害者を必要以上に孤独にさせる風潮も怖い。

不安は人を非情にする。

昭和な人

ようやく金曜日だ。明日は休みだ金曜日。この歳になっても、サラリーマンは金曜日が嬉しいものだと思う。今夜は飲みに行こう。旬の牡蠣でも食べようか。岩国で食べた蒸し牡蠣を酢味噌で和えた料理が忘れられない。焼き牡蠣も美味しいけど、職人の腕の差が味に反映し過ぎる。頃合いの焼き加減で出された牡蠣は、プリプリと熱々のせめぎ合いが楽しい。衣を多めにした天ぷらも季節ならではだ。ああ、牡蠣が食べたくなってきた金曜日。

あ、僕は昭和な人だから、今夜はカキフライでないと。金曜はフライデー

この、くだりが昭和な人ですか。

丼からはみ出るほどの鰻が艶やかなタレをまとって湯気をたてている。最近、疲れ気味の僕と長男の為に妻が特大うなぎを丸ごと一匹使ったうな丼を作ってくれた。大奮発だ。妻は鼻息も荒くドヤ顔だ。

臭みもなく旨い。素材自身が旨い。長男も美味しいを連発して妻の満足度は満たされていく。

丼を片付ける妻を見ながら長男が言う。

旨いけど、ちょっと重たいな。

特大うなぎ一匹やからね。

それもあるけど。

9時回ってるからね。

美味しい以上を言わなかった息子に成長を感じた贅沢な晩ご飯。

多忙

最近は、何と忙しい。トラブルが多い職場にいる不安、認知の進む親の介護。週末も休んだ気になれない忙しさ。でも、知っている。こんな、忙しさは長くは続かない。一ヶ月か、半年か?一年か二年か。必ず有限だから、しばらくは勉強のつもりで我慢しよう。

長くは続かない。

筈。