愛情と大声

風呂に入っていると、息子の大きな声が聞こえてきた。

「なんで分からへんの?向こうの人は聞いた事にはキチンと答えてるやん」妻に話しているようだ。

ふと、妻の大きな声を思い出した。

「なんで分からへんの?さっき説明したとこやん」認知症が進行してきた義父に話す時だ。

子は親を愛している。

でないと、根気よくあんなに長く説明していない。

でないと、身の回りの世話で何年も駆けつけられない。

愛情に満ちた大声だ。

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