ミニ物語2

【王が産まれた日】

南の島で老婆が突然叫ぶ。「やっとぅあらわりてぃん」だが、その声を聞くものは誰もない、寂れた集落の外れだった。数十年前に神女と呼ばれたが、今は独り暮らしの老人に過ぎない。

再び眼を閉じ老婆は深い眠りにつく。

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