夢について考える機会があった

雑誌を見ていて「下田歌子賞」に目が止まった
誰?
女子教育に一生を捧げられた歌人らしい
夢に関するエッセイを募集していた
夢・・・

どんな夢を持っていた?

今は・・
三線が上手くなりたい
年2で沖縄に行けるくらいには稼ぎたい
70kgまで痩せたい

こんなのが、夢か?希望か?妄想か?
まさか、単なる戯言か!
寝てる時に見る夢でないのはわかる

エッセイか短歌に応募してみようか
入選がきっかけでブログがバズらないかな?
うっかり書籍化になって、増刷しまくったりして
芥川賞や直木賞の発表っていつだっけ?
毎年、沖縄に旅行できるくらいの印税が入ったりして
「ああ編集さん?原稿を送信しましたから」
なんて、ホテル住まいしている名護から発信する

妄想と夢の境界線を越えるんだ、諸君

電車に乗って

久しぶりに電車に乗って病院に向かう。久しぶりなのは、一人で乗っている事。

退職して、アキレス腱切って、家の周りが世界の全ての生活からフツウに戻った感じ。

歩くのは、まだおぼつかないけど、なんか楽し。ひと気に触れて、働くエネルギーに触発されるみたい。

電車に乗って、またひとつ回復した。

ふと見やると沖縄に囲まれていた

仕事場では三か月のツケが色々と溜まっている
疲れて前を見ると、沖縄音楽フェスのチケットが目についた
少しホッとして横の筆立ての沖縄限定ボールペンに気づく
やれやれと、視線を変えると、古謝美佐子の唄会の案内葉書
本棚には、僕らにもマニアックな遊び琉歌の歌集があった
BGMは沖縄民謡から沖縄ポップスに変わり栄昇が歌っている
上を見上げると、ヤンバルの森と平安座島の海の写真だ
多いなと思いながら窓際を見ると首里城の写真もあった
ぶら下がっているのは紅型のマスクだ
ああ、棚の上にはガジュマルの木がある
手元を見ると、スマホにシーサーが貼ってある
棚の財布は紅型手作りで那覇の紅琉の上等品
カードはヤンバルチムドンドンWAON

書いてる途中でかりゆしウエアに着替えてしまった

9月1日は!

数年前に島根県の比婆山に行った時のこと

残暑と言えないほどの厳しい暑さの日に、イザナミノミコトの御陵にお参りしたくて、比婆山久米神社に向かっところ、農村風景の中にポツンとお店を発見。
久米神社は里宮と奥宮があって奥宮に行くには比婆山に登らなくてはならないようで、その登山道も複数経路あるらしく、車のナビが上手く活用できなかったので、地元情報を得るには最適のタイミングだった。

降り注ぐ日差しは強く、麓の里宮までは歩いていける距離だったので、軽い休憩も兼ねて店に入ると、温和な顔つきで少し日に焼けた女性が出てきた。店内はワークショップのような雰囲気の机があり、単なる休憩所でも無いようだったけど、その日は女性一人だった。

イザナミの御陵のお話を聞くと、用意した簡単なマップを指差しながら奥宮のある頂上へのルートを説明してくる。残念だけど暑さが厳しくて里宮からお参りしたいと伝えたのだが、女性の説明は続き、里宮から登るルートが安全で登りやすいなどと、近くによると案外大柄な女性は愛らしい笑顔で奥宮行きを勧めてくれる。

「あっ、今日は9月1日だからお越しになったんですね。イザナミ様も喜ばれます」

実は意味がわからない。9月1日になんの意味があるのか?
(いまだにネットで調べてもわからない)

「奥宮まで1時間かからないって」
礼を言って、パンフもらって里宮へ進む頃には、妻の意思は固まっていた。

後日談
・お店の営業は土日だけなので、僕らの行った木曜日は通常は閉めている。
・翌年も訪ねてみたけど、店は閉店していた。
・笑顔の彼女は移住してきた人で9月1日の真相をもう聞けない。

あ!今日は8月31日だった。

不安を連れてくるのは?

退職した直後は気分が晴れたが退屈が不安だった
でも、直後に義父が亡くなり忙しい日々を過ごした
ジムに通い出したら人生初めての肉離れを起こした
春先に人生初めての自動車事故を起こした
少し激しいスポーツに挑んだらアキレス腱を切った
開業予定だった7月には歩行困難だった
収入がない日々が思いのほか長くなった

開業しても、すぐに収入を得ることができるのか?
そもそも、いつ開業できるのか?
退職金の目減りが激しくて将来が不安になる
できる事が限られて、できない事が多くなる

でも、今は楽しい
怪我も順調に回復している
毎日、好きな書き物をしている
時折、公募ガイドに応募してる
リガビリの一環に欲しかったゲームを買った
きんに君の動画とニンテンドースポーツが日課だ
読経の動画が案外面白い事に気づいた
図書館で借りた本を読んでいる
開業準備に貯めていた本も読む気になった
毎日をこなしていくのは楽しい

数年後も楽しい毎日の延長なら楽しいに違いない
なんで?まだ未定の将来に不安がってたんだ
不安を連れてきたのはヒマだな
未確定なネガティブ未来を想像し過ぎだ

笑って楽しんで今はお金にならない仕事をしてる
どんどん楽しくなれば楽しい仕事がやって来そうだ
ヒマでなくなれば不安はついてこない

3ヶ月過ぎたアキレス腱断裂

アキレス腱断裂後のリハビリ方法などをネットで調べてみたけれど、どうもしっくり来ない。

12日経過頃にギブスが外れます。
5週間後には装具を外した状態で歩行する練習を始めます
6週間後には踵上げの練習開始
10週間後にはジョギングを始めます 

別のサイトでは
7週間で踵上げができるようになって
12週間で片足で踵上げが可能とする
なんて、書いてある。

動画もたくさん上げられていて、参考になるものの、どうも違和感もある。
サイトの患者さん、若くないか?

そうなんです。なんとなく眺めていると、30代や40代の患者さんのリハビリスケジュールに見えてしまいました。そこで、順調に回復しつつある僕がしているリハビリの行程も振り返ってみました。

3週間目 ギブスから装具へ 
※僕はしていなかったのですが、装具を外すタイミングで、足首が硬くなるのを防ぐストレッチは有効だと思います。8週間頃までに指を曲げる訓練もすべきだったとい思います。
9週間  装具を外しました (医者は8週目で外しても良いと言っていましたが、足首が相当硬くなっていたのと、踵上げの練習を一切していなかったので、用心のためです)
10週間 アキレス腱を伸ばす訓練を続けていますが、加齢に用心し痛みと戦いません
11週間 まだ、普通に階段を登ったりできません(足を交互につま先荷重でという意味です)
12週間 リハビリの一環にガッキーになれるゲームを買い、毎日、ボウリングとバドミントンをしていますが、時折、突っ張るアキレス腱にヒヤッとします。

どうでしょう?足首関節の可動訓練は遅れた感がありますが、無理と痛みを避けても3ヶ月で神社に参拝できるようにはなりました。60代半ばには順調な回復だと思えます。