久々に頑張ると芽生える気持ち

元旦以来となるボウリングに行ってきた。1時間投げ放題ってプランで、膝に優しいボウリング。
ところが3ゲーム終了時点で調子が出てきて、1時間延長の値段を考えた矢先に左膝に鈍痛が来た。でも、あと3ゲームくらいは投げられそうな気がしたその時に、指のグリップが抜けた。終わり間際に接着剤を借りるのもなんだかで、抜けたまま投げても、案外曲がったけど痛い。
1時間4ゲームで断念し、精算した頃には足を引きずる痛さに見舞われていた。

久々に頑張ると、来週も来ようと思うね。続けなきゃ!て、気持ちが芽生える。健康にも減量にも良いのは分かってる。
今日は久しぶりにヨガも頑張った、家でも続けようという気持ちが、芽生える。
きっと三線を練習しても芽生える。
動画の編集を始めても芽生える。

頑張って芽生える奴は長続きしないから、頑張らずにボウリングしてヨガして、動画も編集しよう。

家庭ゴミの出し方が変わりました。

今までは少し離れたところに数件が持ち寄っていた家庭ゴミ。ネットをかけてカラス対策を施していたけど、時折、散らかされるゴミを見ていた。

前の家は、ゴミの集積所が目の前だったから、散らかされたゴミを片付けるのが、何となく当たり前になっていたし、それを苦とも思わなかったけど、苦々しく思う人もいるでしょうね。

だからか?最近は色々なところで、各家庭の前でゴミを出しているのを見かける。そうなると、荒らされても自分の家の前だ。荒らされるゴミは自分ちのゴミだ。
ウチの地区でも今日から自宅前に変わった。
いつも掃除をしてくれていたオバさんの苦労は軽減される。
カラス対策はお手のものだと、ネットや箱の設置を考えている。

もう、井戸端コミュニケーションの時代ではないのか、マンションでなくとも隣は何をする人ぞ。

この疲れに見返りは何も無い

いくら成果をあげても出世しない。
いくら残業しても手当はつかない。
追加され仕事の終わりが見えない。

この疲れに見返りは何も無い。
愚痴をこぼしてもバチは当たらない。
金のために働いてないと、つくづく思う。

あ、疲れ切っていると妻が優しいな。
これを見返りに、明日も働こう。

0.00って初めて見た

残りギガ数を数えるメールが届いたのは29日のこと。31日には、追加で買い増すつもりだったのに、妻にバレたから「1日くらい通信できなくなっても大丈夫」なんて言われて、0.5ギガを買い損ねた。
0.07 モバイル通信を切っていたから、昼休みに妻からのLINEを確認するために繋いだら、妻でない先からの通信が入りまくる。
クーポン。
スコア。
スタンプ。
飲食店も多々。
通知も来る来る。
ダウンロードしてられないから、妻のLINEだけを開き、通信を遮断する。
0.03 帰路の車内で見ると、さらに減っている。押し寄せる通知を無視して、妻に用件を送る。
返信を見る時刻も入れて送り、すぐに切る。
0.01 最寄駅で繋いで、妻からの返事を確認する。大切なやり取りを済ませると、0.00だった。

あれ?
通話はできてるね。
あら?
遅くなるだけなん?

しかし、最近、車内で見ていたDAZNも我慢した。なにより、音楽情報源amazon musicも我慢した。primeでストレイドッグスの続きも見なかった。もちろん、仕事に必要な調べ物は、面倒でもパソコンルームに赴いた。
そして、月が変わり、容量が補填され、音楽を奏でる、動画を視聴する。
はずだった。

イヤホンが耳元で囁く
「low battery」に続けて「off」

40,000円分の旅行券

退職の記念品にと、40,000円分の旅行券をもらった。有効期限は一年間らしいが、コロナ禍の影響で使っていない、いや、使おうと年末に伊勢に行ったのだが、楽天トラベルでは使えなかった。
一年1000円相当の報酬は、決して高くはないと思いながらも、頂けるだけで感謝を覚えてしまう。息子たちも呼んで旅しようかとも思ったけど、人手に加えて週末限定となると、40,000円では何人もまかなえない。
そこで、母と妹を選んだ。妹だと足りない分を要求しやすい点も考えた。

ところが、妹がリクエストをしてきた。
バリアフリーである事。
部屋風呂か貸切風呂の温泉。
ベッドである事。
2部屋にする事。
全部、91歳になる母のためだった。

妻も母が退屈しないよう疲れないよう、陶芸体験などを調べている。1日一組の教室を予約できたと笑顔を見せる。

誰も母の事を考えてくれている。
40,000円の事は考えていない。
ま、いいか。
旅の計画を告げた時の満面の笑みは、プライスレスだった。

大きい人

全てを包み込むような心の人、の話じゃない。

通勤途中の大阪メトロで見かけた大きな人。169cmの僕の横に乗り込んできた彼の肩は扉に映る僕の頭より高いところにある。真横の彼の顔をチラ見しようと首を傾げたのにアゴまでしか見えない。扉のガラスには首から上は映っていない。
僕の左前にいた青年は、ヒョロリと背が高いように思えたけれど、頭上に伸びた太い腕が、吊り輪がさがっている鉄棒を掴んでるのに驚いたろう。
少なくとも2m前後に見える。

ただ、満員電車に不慣れなように見えて、鉄棒を力一杯に掴んでいるのは、よろけて誰かの足を踏むのを警戒しているのかも知れない。

大きさは、それだけで驚異だ。
優しげな巨人に朝から変な感動を覚えてしまった。

優しくない巨人は、ただの脅威だ。大きな国の小さな人に教えてあげたい。優しい巨人は英雄にでもなれるのに。