20分早い景色

たまに早めに通勤しなきゃならない事がある。
朝早くから約束があったり、いつもと違う場所に向かったり。
今朝は、約束もなくいつもの場所に向かうのだけれど、いつもより20分早い時刻の電車に乗っている。妻が孫を迎えに行くので、僕の都合じゃなく早めに出勤している。
乗り換えて特急にも楽々座れそうだ、空いている車内に『いつもこうなら楽だ』と思いながら、20分もあれば二度寝を選ぶ事も知っている。

嘘の反対が本当にならん事もあるのよ

夜中に目が覚めて、夢をメモした。良い言葉を聞いた。

たぶん沖縄の何かの職人達が集まって昼飯を食べているところへ、僕と孫息子がまぎれてる。
少し離れた席の若い男性の右隣に5歳くらいの少女が座っている。親子だ。その、子を挟むように若い女性が居る。この職場では唯一か数少ない女性のようだ。

孫息子が僕らの隣の中年男性に聞く。
「あの人らユズちゃんのお父さんとお母さんなん?」(夢だから、名前を知っていた)
僕が、訳あり風なのを感じて、孫息子の言葉を遮ると、その男性が言う。
「いや、本当の親子さぁ。ミーちゃんは本当の本当にユズちゃんのお母さんよ」
どうやら、結婚できない何かがあるようだ。そこで男性の言葉。
『あのね、大きくならんと分からんけどね。嘘の反対が本当にならない事もあるのよ。』

言葉だけ書き留めて、記憶の曖昧なところは起きてから色付けしました。

85.0 大石林山の歴史の中では10年なんて!だけど

2億5000万年を遡る巨石の数々。
でも、以前来た時は金剛立林?だったような気がして、案内のおじさんに聞いてみると。

そりゃ、随分昔だねー

え?少なくとも10年は軽く超えてるって。そういえば、ペンキのハゲてるバリアフリーコースを作っていた頃だったなぁっと。
何より驚きは、駐車場からのバス。僕ら家族の思い出は傾斜のキツイ未舗装のデコボコ道を路線ボスのお古の大きな車体のバスがアトラクションさながらに駆け登っていく姿。
それが、道路は舗装されて、バスはマイクロに、しゃべるな危険と言われていたのに、運転手さんのガイドもついてた。変化に驚いたけれど、2億5000万年前の巨石の前で何を言ってるんだか!て、こころもちでした。

寒さと左膝の痛さが大阪の現実だ

家の中が寒い。
屋内では半袖で過ごせた沖縄はほんの24時間前。
左膝が痛い。
朝になるとマシになっていた痛みが、寒さのせいか朝から痛い。

でもね、今日中に片付けないといけない仕事も、今週中に片付けないといけない仕事も、年内に片付けないといけない仕事も、スケジュール帳を見なくても頭に溢れるのに、先週よりも余裕があるような気がするんだな。

寒さに負けず、痛みにも負けず、追われる仕事に笑っていられる、ソウイウヒトにワタシはなりたいさぁ

復路の機内で、もう沖縄に行きたい。

機内に入ったのは母の付き添いのおかげで優先入場して、手荷物を先に入れられるのは有り難い。
15分の遅延のおかげで、15分長く滞在できた。
最終日は晴天のおかげで、透明なグリーンの海を眺める事ができた。
昨日は小雨模様の天候のおかげで、辺戸岬の幽玄な姿を見る事ができた。
一昨日は曇ったおかげで、汗だくになる事もなく作業を終えた。
楽しい事しか起こらない。
沖縄のおかげで、明日の仕事も頑張れる。