検査結果で分かったものは

この2週間は苦手な酸っぱいキャベツと美味しくないカツオと昆布の粉を飲んだ。

3ヶ月ごとに受けている検診の採血に密かに期待する。
3ヶ月前に4キロの減量で改善されてきた数値の最後の砦「中性脂肪」を崩せ!
この3週間の食事療法の自信から僕の鼻の穴は膨らんでいただろう。

40分後

GWに良いもの食べすぎましたか?色々な値が悪化してますね。カツオ!ですって、プリン体が多いですから尿酸値を上げてしまいますね。ひとつしかない腎臓の負担になりますよ。体重も減ってますか??

最後の砦の前に倒した筈のガンマや尿酸値、クレアチニンまで赤い色に復活してました。

ショックを妻に話すと同じように凹んでいましたが、2日後には青汁が用意されています。
「次はコレ」
常に前向きな彼女をすごいと思いつつ、
ん?俺は実験体か。

無いものねだり

90歳の母との会話

「また、韓流見てたん?」
「なかなか面白いよ」
「字幕やん、読むのしんどくない」
「大丈夫よ慣れたわ」
「韓流は男前多いねんな」
「そやけど、みんな同じ顔に見えるわ」
「母さん、面食いやからな」
「ははは、無いものねだりや」

3人も息子がいて、5人も孫息子がいて、4人もひ孫息子を持って、そう言うか(^◇^)

卒寿を迎えてジャニーズ好きの母親は頼もしい。

母の日の贈り物を探し歩いた五日目

母の日の贈り物を探し歩いたなんて言うと、何を買おうか迷っている様子を思い浮かべるかも知れないけれど、実は妹が贈り物を決めていた。正確には何を贈るのかを決めていただけで、具体的に商品を選んでいただけではないから探し歩いたんだ。

妹が決めた贈り物は[車いす]
ああ、90歳の母親にらしくもあり、らしくもないプレゼントだけど気持ちは兄貴たちにも伝った。
隣近所を行くためじゃない。
もちろん家の中で使うためでもない。

遊びに行くためだ。
神社に行っても、動物園に行っても、ショッピングモールに行っても、美術館に行っても、ミルクパンケーキを食べに行っても、スーパー銭湯に行っても歩かなきゃいけない。
普段は杖や歩行器を使って歩いていても、遊びに出かけるとテンションが上がってしまい歩き過ぎてしまう。
帰宅して疲れ果ててしまう母は、遊びに出るのも億劫になるかも知れない。そこで妹は考えた。
持ち運びが容易い車いすがあれば、母も安心して楽しめるんじゃないかな。

どこで売ってるのかもわからなかった。
どんな種類?金額?重さ、大きさ。介助専用って言葉も知らなかった。
妻も交えて、3人でホームセンターを数件はしごしてイメージをつかんだ。そこで出した答えは、
『簡単に買っちゃいけない。』

一日、探し歩いて、買ったプレゼントは、カーネーションだった。

三種の神器を冠する神社を参った四日目

緊急事態宣言の出ているGWも後半に突入だ。今日の午前中をフルに使って三箇所の神社をお参りしてきた。最初の剣の神社以外は密の心配は無さそうなところだ、と、言い切るのは失礼か。
摂社末社もお参りし、剣から玉の神社に移動した頃には日も高くなって来た。
朝でもないのに気前よく鳴いてくれる鷄とハートの飛び出た楠も含め、趣のある社だった。
そして、目的の最後は鏡の神社。
思ったより規模が大きく立派な本殿に驚いた。

いつもは御祭神を調べてからのお参りだけど、今回は狭い範囲ながら、三種の神器を名に含む神社の三景を拝んで来た。

八咫の鏡も八尺瓊勾玉も草薙の剣も見る事は叶わないけれど、神社を三拝して、少し正しくなれたら良いなと思った今日だった。

三日目は朝から映画三昧のはずだったのに

今日は録画してある映画を見てやろうと10時からスタンバイ。最初はTELASAで新解釈三国志から見始めた。昼からは鬼滅やらガッキーやらをこなすつもりだったが、13時過ぎに孫が来た。

嬉しい事に晩御飯を食べる時刻まで居てくれる。
風邪気味だと言ったら孫娘が胃薬を飲ませてくれる。
昼間に風呂に入ったわと、言ったら「じゃ二回目やな」と孫娘が服を脱がす。
もう遅いからケーキに珈琲はいらないよ。
LABOのゲームは、まだ続くのかい?
そろそろ帰るよって言いながら、息子夫婦は寛いでる。
もう10時を過ぎてるよ。

爺ちゃんは、七つの大罪とかワールドトリガーも見たいんだぜ。
でも、孫たちに嫌われるような事は絶対に言わない。

有給の二日目は、帰宅願望の父を病院に連れ出した。

1月から施設に入所した父を通院のためにホームから連れ出した。医師に見せるために頂いた介護日誌を見ると、ホームのスタッフの方々に頭が下がる。妻の献身介護が限界に達する直前で入所してもらって、本当に良かったと安堵する。

自宅付近を迂回して走ったり、帰宅を連想させるような言葉遣いを避けたりして病院の往復を終えた。ホームの玄関で「お、ココどこや?」と、最後に言われた時にはドキッとしたが、妻と母の説明に、納得してホームスタッフに引き継いだ。

さぁ、明日から休むぞ!