妻の誕生日

今日、妻が誕生日を迎えた。長いこと側にいてくれて有難う。

妻には感謝しかない。

なんて、ことは無い。

けれど、

余りある。

最高峰の七月

息子達が還暦祝をくれた。わざわざ、沖縄から取り寄せてくれた。

彼らの成長を思い起こす。親子喧嘩も言い争いも現在に繋がっている。

30年以上に渡る親バカは治らない。バカだから、二人がコッソリ相談している姿を想うだけで感激する。

友人に感謝した一週間後に息子達に感激した。コロナ禍で制約されていても、最高峰の七月だ。

少し泣いた。

ドライブ

兄が入院し、老親の母が退屈するのを気に掛けている。それぐらいと思うような気懸りだけど、代わって母をドライブに誘う。

昼前に行くよって伝えたのに、一緒に行く妹に聞くと、ずいぶん早くから用意を済ませていたらしい。しかも、89歳が着ていく服を並べて悩む姿は可愛らしかったって。僕らの車が着く前に、母にとってはドライブの時間が始まっているようだ。

楽しみなギフトを待つ今の僕なら、母の気持ちがよく分かる。

ありがとう

僕は知っている。

相手を想うと手間の嵩が高くなる。世話を焼いたり介護にしても。ましてや、贈り物だとなおさら。

至らぬ僕のために大切な2人の友人が還暦祝いをくれた。アイデアと手間暇の詰まった贈り物。加えて今回は高額。恐縮して遠慮する僕に、

「シバキますよ」にこやかに言う。

長さだけでない付き合いの深さ、彼女らから伝わる感謝と、彼女らへの感謝、そしてこの感激。

僕は知っている。手間とお金と気持ちが嵩高く積まれている。

戸惑いからか、じわーーーーーっと滲むような嬉しさ。一晩を経てニヤけてしまう。

のを、彼女らは知っている。

大切な傘

数年前に息子が父の日にくれた傘。畳むと内側が外に来る変わった傘。畳むと内側の黒が出るのに差すと外はえんじ色。僕の好みを抑えた大切な傘。数年経つけど、キレイなままだ。忘れてはいけない!取られてはいけないと朝から晩まで降り続くような日でないと持ち歩かない。干すのを忘れて臭くならないように、最初に勧められた車にも常備しない。

あれ?大切にするあまり濡らさないようにしてるって何か違うのでは。

今朝も雨。意を決して大切な傘を持つ。車内で、傘を手にして足元に置いた鞄を忘れないようにしなくては。

25%

詳しくは知らないのでうかつに書けない沖縄戦。今朝の新聞で慰霊祭の様子を見た。4人に1人が犠牲になったとされる報道を聞いて、愕然とする。米軍に殺された県民だけでは無い非常さ。胸が痛んで読めない沖縄戦。

僕のおじさんの名も記念公演の石に刻まれている。