「隣にファミレスできてんで」 息子の嫁がいう
「どこの?」 息子が尋ねる
「えっ・・と」 嫁がスマホで写した写真を見せる

「Jやな」息子がうなづく

孫娘が覗き込む

「こ」 唐突に言う

「なんで?」 嫁が娘に聞く
「”こ”って名前なんやろ」 娘が指を指す

 

彼女は嘘をつかない

※お詫び
 最近、NOVELDAYSで”うちなーろーど”を連載しているため
 投稿数が激減していました。
 すみません。

派手な装い

僕の職場の服装は自由度が高い。ワイシャツも白だけでなく、グレーやブラックまでいる。中には、ワイシャツですらなくて、ニットの長袖やパーカー着て働く同僚で溢れている。

もちろん、キチンとネクタイまで締めている職員もいるから、本当に自由度が高いと言えるだろう。

そんな中で

今日は柄物のワイシャツにデカいマフラーで出勤したら、パーカー先輩の隣に座る若手から

「派手っすねぇー」

なんて、声がかかった

色合いか!派手の基準は色合いなのか!メゲるよりも周りを慣れさせようと、明日のかりゆしウエアを決めた。

都会で働くと言う事

就職したと子供たちに話した

「どこで働くんですか?」「大阪の駅前にある高層ビル」

小耳に挟んだ孫が叫ぶ

「爺ちゃん!凄いな!大阪駅の前って大都会やんな!凄いなー大阪駅って、大阪で一番凄いんやろ!」

何が凄いのか分からないが、尊敬してそうなので特に何も言わない。

続けて孫が叫ぶ

「お給料とか凄いんやろ」

おい、なぜ笑っている?その目の輝きは何だ!

まぁ、どうせせがまれたら買ってしまうけどね。

神様のお下がりでもキツい

我が家の玄関には男前のシーサーが鎮座している
節分には豆撒きをしながら
シーサーにも御礼方々数粒の豆をお供えする

供えたのが節分の日
今日は20日

突如、妻が部屋に入って来て言う
「お下がりやから、食べなあかんで」
何のことかと差し出されたものを見ると大豆

「シーサーさんの豆を捨てる訳にいかんやろ、食べて」

「お前は!食べへんのかい!」と言ったら

4粒食べたと言う。
差し出された豆は3粒だ。

「ぐにゃぐにゃしてて、食べにくいで」

その通りの食感で気持ち悪い・・
蒸している途中で口にするようなグニャり感

『この3粒でお腹が痛くなりませんように』

来年は、シーサーに供えたりせずに普通に撒こう。。

インターナショナルな道頓堀

大阪ミナミをうろつくと、大阪弁が飛び交うタイガースの街って感じがしたものだけど、昨日は大阪弁が聞こえない。

切れ長メイクにオシャレな格好をした四人組が横一列で歩いて来て、すれ違いざまに聞こえたのは韓国の言葉だった。
赤いパンツに大きなサングラスの女性は中国の言葉に聞こえる。
街ゆく声に日本語は、お店の呼び込みくらいだ。

「このカニ凄いね」 おっ!日本語だ
「ほんとう、結構デカいじゃん」 大阪弁じゃない

カッコいい標準語は大阪弁よりインターナショナル寄りに聞こえた。